大学院医学薬学研究部(医学)大橋助教らのグループが亜鉛が腸粘膜の増殖を制御する分子機構の一端を解明

 徳島文理大学薬学部深田俊幸教授、慶應義塾大学薬学部長谷耕二教授、富山大学大学院医学薬学研究部(医学)大橋若奈助教らの研究グループは、細胞内の亜鉛濃度を精密に制御する亜鉛の輸送体(亜鉛トランスポーター)の1つ「ZIP7」が、腸管上皮細胞の増殖と幹細胞の維持に重要な働きをしていることを発見しました。 今後、ZIP7と腸疾患等との関連を解析することで、ZIP7が有効な治療ターゲットとなることが期待されます。

 本研究成果は10月13日付け『PLOS Genetics』(論文名:Zinc Transporter SLC39A7/ZIP7 Promotes Intestinal Epithelial Self-Renewal by Resolving ER Stress)に掲載されました。

プレスリリース [PDF, 784KB]