生命の起源における新たな機構を証明した、大学院理工学研究部(理学)松村 茂祥 助教らの研究が米科学誌Scienceに掲載されました
富山大学大学院理工学研究部(理学)テニュアトラック教員の松村茂祥 助教およびフランスESPCI ParisのAndrew Griffiths教授らの研究グループは、生命の起源におけるRNA進化の新たな機構を提唱し、実験・理論で証明しました。生命の初期進化におけるパラドックスの一つが最先端技術を用いた実験により解き明かされ、また、RNAの新たな進化モデルの確立・理解に繋がることが期待されます。
この成果は、12月9日付けで、米科学誌「Science」(論文名:Transient compartmentalization of RNA replicators prevents
extinction due to parasites [RNA複製体の時限的な区画化は寄生体による絶滅
を防ぐ])にて発表されました。
2016年12月9日、このことについて本学五福キャンパスで記者会見を行い、松村茂祥 助教が研究成果について説明しました。