大学院医学薬学研究部(医学)の長井良憲客員教授、高津聖志客員教授らの研究グループがアレルギーの発症に関わる細胞が肺動脈肥厚を誘導することを発見

 富山大学大学院医学薬学研究部(医学)免疫バイオ・創薬探索研究講座(富山県寄付講座)の生谷尚士客員講師(現国立国際医療研究センター研究所所属)、長井良憲客員教授、高津聖志客員教授らの研究グループは、アレルギー発症に関わるリンパ球の1種が慢性炎症による肺の動脈肥厚を誘導することを発見しました。本研究により、ヒトの難病に指定される肺動脈性肺高血圧症の発症機序の解明につながることが期待されます。
 この研究成果は、4月6日に米国科学誌「JCI Insight」論文名:「Prolonged Activation of IL-5-producing ILC2 Causes Pulmonary Arterial Hypertrophy」にオンライン掲載されました。

プレスリリース [PDF, 380KB]