大学院理工学研究部(理学)の山崎裕治准教授の研究グループがDNA分析により立山のライチョウの多様性を解明

大学院理工学研究部(理学)の山崎裕治准教授の研究グループは、富山県雷鳥研究会と連携して、立山に生息するライチョウの遺伝子分析を、2013年と2014年に実施しました。
遺伝子分析の結果、3つのタイプの遺伝子型が発見され、他地域のライチョウと同程度の多様性を保持していることが明らかになりました。また、過去の温暖化によって、立山のライチョウは激減し、その後、個体数を回復させていたことが解明されました。
今回初めて、ライチョウの過去が遺伝子分析により解き明かされたことで、今後のライチョウ保護の進展が期待されます。

プレスリリース [PDF, 248KB]