大学コンソーシアム富山「学生による地域フィールドワーク研究助成」本学から5件採択

 大学コンソーシアム富山が募集した平成29年度「学生による地域フィールドワーク研究助成」について、本学から5件が採択されました。
 同事業は、学生のフィールドワーク研究に伴う地域貢献活動を支援することで、次の世代を担う学生と県内地域との連携を促進し、地域の活性化を図るとともに、学生のコミュニケーション力や課題解決力の向上を目指すものです。
 3年目となる今年度は、県内各高等教育機関から計25件の応募があり、地域活性化への寄与、研究成果の地域への還元の観点等から審査され、11件が採択されました。本学から採択された5件は、次のとおりです。

(1)人文学部3年 原征駿さんの研究グループ(鈴木 晃志郎ゼミ)
「地域調査実習の実施を通じた地域づくり人材育成の試み」
(対象地域:舟橋村およびその周辺地域)
(2)経済学部3年 市田千華さんの研究グループ(中村 真由美ゼミ)
「富山県の宿泊業における新幹線開業効果の維持に関する研究-近隣県との比較から」
(対象地域:富山県、石川県、福井県)
(3)理学部4年 山本大貴さんの研究グループ(石崎 泰男ゼミ)
「噴火が危惧される弥陀ヶ原火山地獄谷の表層及び地下の地質環境の解明
~地質学と岩石学からのアプローチ~」
(対象地域:弥陀ヶ原火山(室堂周辺))
(4)大学院理工学教育部修士課程2年 鈴木茂信さんの研究グループ(横畑 恭志ゼミ)
「富山県の水生昆虫相(水質生物指標)の調査」
(対象地域:富山県内の28河川流域)
(5) 大学院理工学教育部博士課程3年 神林翔太さんの研究グループ(張 勁ゼミ)
「『恵みの水循環』のビジュアル化~水循環を軸とした自然と人の富富富な社会“水の王国とやま”の構築に向けて~」
(対象地域:富山県東部)

 採択された各研究グループは、来年2月に開催予定の研究成果発表会において、約1年間の研究成果を発表します。

過去の研究成果発表会の様子
過去の研究成果発表会の様子