富山大学で学術交流・発表会「Toyama Academic GALA 2017」を開催

 富山大学研究推進機構は、9月27日(水)に学術交流・発表会「Toyama Academic GALA 2017」を昨年度に引き続き開催しました。この催しは、文系や理系、年齢や役職が異なる研究者が一堂に会し、萌芽的研究から産学連携に繋がる研究までを発表することで、研究活動や相互交流を促進するとともに、研究シーズと社会のニーズをマッチングさせる場となることを期待して企画したものです。
 遠藤俊郎学長挨拶の後、午前中は、富山大学で行っている先端研究3テーマの講演及び前年度の各種研究助成採択者による研究成果発表を行いました。午後からは、若手研究者、一般、産学連携の3部門へ応募のあった59件の研究内容について、大学院生を含む研究者による1分間のショートプレゼンテーションとポスター発表を行い、学内外の審査員による審査を経て、最優秀賞、優秀賞、学長・理事特別賞など各賞を授与しました。
 特別講演では、国立研究開発法人科学技術振興機構 後藤吉正理事を招き、「科学技術イノベーションの状況と産学連携への期待」と題して、国内外における最新の科学技術イノベーション動向や、大学発のイノベーション成功事例を紹介したうえで、科学技術イノベーションの創出や産学連携の拡充において、今後大学に求められる機能・役割について講演していただきました。本交流・発表会には、学内外の研究者や企業関係者等約200人が参加し、大変有意義な機会となりました。

ポスター発表会
ポスター発表会

特別講演を行う後藤吉正理事
特別講演を行う後藤吉正理事