クリオネの新種を富山湾内の広範囲で発見

 ハダカカメガイ (クリオネ) 類は、冷たい海に生息しており、世界から4種が知られています。昨年、約100年ぶりに新種のハダカカメガイがオホーツク海から発見され、話題となりました。
 冷水性のハダカカメガイ類は、これまで、日本近海において、オホーツク海沿岸でしか見られないと考えられていましたが、10月6日から11日に行われた富山大学理学部「野外実習」(富山湾洋上実習)において、大学院理工学研究部(理学)張 勁 教授らのグループがハダカカメガイ類の新種を富山湾内の深層水から広範囲で発見しました。

プレスリリース [PDF, 243KB]

日本海固有水から採集されたハダカカメガイ(クリオネ)
(写真提供:北海道蘭越町貝の館 館長 山崎友資)
日本海固有水から採集されたハダカカメガイ(クリオネ)
(写真提供:北海道蘭越町貝の館 館長 山崎 友資)