大学院理工学研究部(理学)の山本将之講師らの研究グループが新規のゴマリグナン生合成酵素遺伝子を世界で初めて同定

 富山大学大学院理工学研究部(理学)の山本将之講師、若杉達也教授らの研究グループは、公益財団法人サントリー生命科学財団、サントリーグローバルイノベーションセンター(株)、龍谷大学、神戸大学との共同研究により、ゴマ種子に含まれる代表的なゴマリグナンのセサミンから、セサモリンとセサミノールを生成する生合成酵素の遺伝子を世界で初めて同定しました。これにより、すでに明らかとなっているセサミン生合成酵素遺伝子と併せて、主要なゴマリグナンの生合成酵素遺伝子が明らかになりました。
 この研究結果は、自然科学分野の総合学術誌「Nature Communications」論文名:“Oxidative rearrangement of (+)-sesamin by CYP92B14 co-generates twin dietary lignans in sesame” の2017年12月18日のオンライン版で公開されました。

プレスリリース [PDF, 284KB]