未来を拓く:おもしろい授業・おもしろい研究

障害児教育総論

掲載内容は当時のものです。

「障害児教育総論」は特別支援教育の概要を理解するとともに、障害の特性や教育課程、指導内容、支援方法について学ぶ授業です。大学における講義だけではなく、実際に特別支援学校を訪問し、施設及び授業見学を通して、障害種に応じた教育施設・教育内容について学ぶことができます。

訪問する学校は、特別支援学校6校です。

  1. 視覚障害特別支援学校
  2. 聴覚障害特別支援学校
  3. 知的障害特別支援学校
  4. 知的障害特別支援学校(高等支援学校)
  5. 肢体不自由特別支援学校
  6. 病弱特別支援学校

聴覚障害特別支援学校におけるサインや手話を使用した授業や、肢体不自由特別支援学校における学校内のスロープや水治訓練室などの教育施設の工夫など、見学を通して障害種に応じた教育施設・教育内容の特徴を理解できます。視覚障害特別支援学校では、ガイドヘルプについても学びます。

アイマスクをつけて見えにくい状況での歩行を体験するとともに、歩行・移動を支援するガイドヘルプの方法を体験します。

視覚総合支援学校における、ガイドヘルプ体験

知的障害特別支援学校では、児童生徒の授業に参加する機会もあります。活動を通して交流を図るとともに教育活動の意義や内容を実感できます。

知的障害特別支援学校における、活動体験

知的障害特別支援学校における、活動体験

また、病弱特別支援学校では、学校に加えて併設する病院施設の見学を含めて、教育と医療、そして家庭の連携について深く考える機会となります。