齋藤滋学長がタイ・キングモンクット工科大学ノースバンコク校、タイ国立金属材料技術研究センター及びキングモンクット工科大学トンブリ校を訪問
齋藤学長一行は、学術交流協定の締結及び国際共同研究の実現を目的に、7月9日から11日の間、
- キングモンクット工科大学ノースバンコク校(7月10日)
- タイ国立金属材料技術研究センター(7月10日)
- キングモンクット工科大学トンブリ校(7月11日)
を訪問し、国際共同研究を始めとした、国際交流を促進する大きな一歩を踏み出しました。
この訪問は、富山大学リエゾンプロフェッサーであるキングモンクット工科大学ノースバンコク校のDr. Numpon Mahayotsanunのご協力により実現しました。
富山大学訪問メンバーは以下のとおり。
- 齋藤 滋 学長
- 北島 勲 理事・副学長
- 堂田 邦明 学長特別補佐
- 柴柳 敏哉 先進アルミニウム国際研究センター長
- 小熊 規泰 工学部長
- 小野 英樹 都市デザイン学部教授
- 白鳥 智美 工学部教授
- 船塚 達也 工学部助教
- 加藤 謙吾 先進アルミニウム国際研究センター特命助教
- 西尾 武 学務部国際課長
- 山田 祥 学務部国際課係長
7月10日、富山大学一行は、キングモンクット工科大学ノースバンコク校(KMUTNB)を訪問し、大学間学術交流協定締結及び国際共同研究に関する会議を開催しました。
KMUTNBは1959年に設立された国立大学であり、これまでも本学堂田学長特別補佐、工学部白鳥教授及び工学部船塚助教が中心となって、アルミニウム研究分野において共同研究や研究者の派遣受入を進めてきました。
KMUTNB学長Dr. Suchart Siengchinと齋藤学長の挨拶に始まり、両大学の紹介の後、大学間学術交流協定を締結しました。その後、国際共同研究の実現に向けた会議を開催し、両大学のアルミニウム研究者から研究紹介を皮切りに、活発な意見交換が行われました。
同日、タイ国立金属材料技術研究センター(MTEC)では、国際共同研究に関する会議を開催しました。
MTECは、1986年、タイ国内における金属材料に関する研究開発などを目的に設立された国立研究所であり、堂田学長特別補佐らが共同研究等を進めてきました。
MTEC所長Dr. Toemsak Srikhirinと齋藤学長の挨拶に始まり、両機関の紹介の後、本学のアルミニウム研究者から研究紹介を行い、国際共同研究の実現に向けて、具体的に意見交換を行いました。その後、MTECアルミニウム研究者の研究室を視察し、研究機器や実験機器を前にしながら、より活発な意見交換と質疑応答が行われました。
7月11日に訪問したキングモンクット工科大学トンブリ校(KMUTT)では、部局間学術交流協定締結及び国際共同研究に関する会議を行いました。KMUTTは1960年に設立された国立大学であり、先進アルミニウム国際研究センター長の柴柳教授は、KMUTTと共同研究に向けて打合せ等を重ねてきました。
KMUTTのアルミニウム研究者の研究室視察から始まり、研究内容の紹介や研究機器や実験機器の説明があり、質疑応答や意見交換が行われました。その後、会議室において、KMUTT学長のAssoc. Prof. Dr. Suvit Saetiaのスピーチ、齋藤学長のスピーチの後に本学アルミニウム研究者からの研究紹介が行われ、活発な意見交換が行われました。さらに、今後の国際共同研究の実現に向けて、本学先進アルミニウム国際研究センターとKMUTT工学部との部局間学術交流協定を締結しました。
また、同日、本学の留学を希望する現地学生との面談が行われ、終始和やかな雰囲気の中で、現地学生と今後の研究計画の確認などが行われました。
今後、本学のアルミニウム研究の飛躍と国際プレゼンスの高まりが期待されます。