外国人研究者及び留学生の皆さんへ:東北地方太平洋沖地震について

東北地方太平洋沖地震について

このたび東北地方太平洋沖地震では、東北地方をはじめとして多くの地域で被害が出ています。
また、地震・津波の二次的被害として、福島の原子力発電所で事故が報告されております。
富山では、物流への影響が出始めてはいるものの、被災地からも地理的に離れており、県内の放射線量も地震発生前と同じ通常レベルで推移しています。日常生活においては、今のところ、大きな支障を来たさないものと推測されますので、落ち着いて行動するようにしてください。
このことから、本学においては、新年度における学年暦の変更は行わず、予定どおり、4月11日(月曜日)・杉谷キャンパスでは4日(月曜日)又は8日(金曜日)から授業を開始します。
しかしながら、本学に在学する留学生の皆さんは、正確な情報を得ることが難しく、異国で大変不安な気持ちですごしていることでしょう。
まず、こうした状況で必要なことは、デマや流言に惑わされないようにすること、特定のインターネットサイトなど一つの情報源からの情報を鵜呑みにせず、異なるインターネットサイトやテレビ、ラジオ、新聞など複数の情報源から正しい情報を得て落ち着いて行動することです。日本語での情報取得が難しい場合は、大学に問合せを行うなどして、正しい情報の取得に努めましょう。

以下に多言語で地震の情報が入手できるインターネットサイトを記載しますので、御活用ください。
また、国の御家族も大変心配されていることと思います。一時的に帰国を検討している場合は、所属学部、研究科、教育部の担当者や指導教員などに相談をして、最善の決定を行なってください。
一時帰国する前には、必ずそのことを所属学部、研究科、教育部の教務担当者に届出るとともに、入国管理官署で再入国許可を取得するなど、富山へ戻るために必要な出入国管理及び難民認定法上の所定の手続きは忘れずにしてください。

英語訳:
For International Students and Researchers: Regarding the Tohoku Earthquake