「地域研究コンソーシアム賞 研究作品賞」を受賞（極東地域研究センター 堀江 典生 教授）
本学極東地域研究センター堀江典生教授が、第1回（2011年度）地域研究コンソーシアム賞研究作品賞を受賞しました。（受賞作品『現代中央アジア・ロシア移民論』）
本賞は、地域研究に関連する新しい型の組織連携である地域研究コンソーシアムが、今年度新たに設けたものです。
審査委員会からは、堀江教授の研究作品について「地域研究、経済学、人口学、社会学、安全保障学等の専門家と国際機関の実務家からなる国際的共同による新たな地域研究のスタイルを切り拓く好事例として研究作品賞にふさわしい作品」との講評が出されています。
授賞式は、平成23年11月5日に大阪大学で開催された地域研究コンソーシアム年次総会にて行われました。
地域研究コンソーシアム及び地域研究コンソーシアム賞について
地域研究コンソーシアムとは、世界諸地域の研究に関わる研究組織、教育組織、学会、そして地域研究と密接に関わる民間組織などからなる、地域研究のアカデミック・コミュニティです。（2010年4月現在、89の組織が加盟）
地域研究コンソーシアム賞は、「共同研究及び共同調査を通じて、国家や地域を横断する学際的な地域研究を推進するとともに、その基盤としての地域研究関連諸組織を連携する研究実施・支援体制を構築する」という同コンソーシアムの目的のもと、1) 共同研究の企画・実施・支援、2) 海外研究拠点の設置運営と国際的な共同研究・臨地研究の企画・実施、3) 研究成果の国内外への発信・出版、4) 地域研究情報の相互活用・共有化と公開という目標を達成する上で大きな貢献のあった研究業績、共同研究企画、そして社会連携活動を広く顕彰することを目的として授与されるものです。
地域研究コンソーシアム賞 （第1回地域研究コンソーシアム賞審査結果および講評）
