富山県知事と学生が結婚・子育て等について対話

2012年1月18日、本学五福キャンパスを会場として、富山大学、富山国際大学、富山福祉短期大学の学生ら約60名と石井隆一富山県知事が、結婚や子育て等について対話しました。この対話は、県内の大学生に子育て支援策を周知し、富山県の子育て環境の良さを伝えるとともに、結婚や仕事と子育てとの両立等に関して率直な意見を交換することにより、結婚や子育ての意義等に関する意識を啓発するとともに、県内での就職や、将来、県内で子どもを産み育てることを期待して県が初めて実施したものです。
石井知事から富山県における子育て支援・少子化対策について説明があった後、本学の神川康子人間発達科学部教授をコーディネーターに、知事と学生との意見交換が行われました。学生から「県内の子育て支援・少子化対策についてよくわかった」「男性が家事や子育てに関わる機会が増えるように講座を開いてほしい」「出産・育児後の職場復帰や再就職を支援する体制を整えてほしい」等の意見が出されました。石井知事は、「引き続き県の施策を充実させるほか、企業にも働きかけていきたい」と答え、最後に「若い人の率直な意見を聴くことができて有意義だった」と語りました。

挨拶を述べる石井富山県知事