薬学部附属薬用植物園を一般公開

 8月29日、30日の両日、杉谷キャンパス内の薬学部附属薬用植物園を一般公開しました。
 この一般公開は、平成8年から毎年春季、秋季の年2回開催しています。今回は、両日共に生憎の天候でしたが、園芸愛好家や夏休み中の小学生等、延べ156名が来園されました。
 来園者は、根を強壮薬として用いるツルニンジンや、果実を生薬として用いるチョウセンゴミシなどの秋の草花を観賞し、薬用植物に理解を深めました。
 薬用植物園職員が植物の生態や効能の説明を行う「園内観察ツアー」や、今年度から新たに設けた薬用植物の味や匂いを体験できる「生薬体験コーナー」は、大変ご好評をいただきました。また、先着50名に、29日はフイリノシロバナラン、30日はベニバナヤマシャクヤクの苗の無料配布を行いました。