附属病院が経皮的心房中隔欠損閉鎖術の実施施設に認定

 本学附属病院は、2015年8月27日に、北陸地区で初めて、経皮的心房中隔欠損閉鎖術(以下「ASO」という)を第1症例(南砺市在住・6才女児)に施行し、その後10月1日までに4人の患者さんに対して治療を行い成功しました。
 ASOは、大腿部の血管から挿入したカテーテルにより、閉塞栓を心臓内まで運び、心房中隔欠損に留置するものであり、患者さんに対して負担の小さい治療法です。
 本院は、ASO実施施設として、2015年に北陸地区で初めて、日本小児インターベンション学会(JPIC学会)による認定を受けました。この認定は、カテーテル治療に習熟した医師が常在し、カテーテル治療を豊富に行っている施設に対してされるもので、この認定をいただいて初めて、小児、成人を問わず、ASOが可能となります。

関連リンク:ニュースリリース「富山大学附属病院は、北陸地区で初めて、経皮的心房中隔欠損閉鎖術の実施施設として、JPIC学会から2015年に認定されました。10月1日までに4人の患者に対し実施し、成功しました」 [PDF, 187KB]