『原発のコスト』の著者による「私たちと原発のコスト」講演会を開催

 2016年1月21日経済学部棟201教室において、講演会「私たちと原発のコスト」を開催しました。
 この講演は、経済学部の後期授業「地域経済論」の時間を使い、学長裁量経費「全学一体で取り組む安心・安全のための放射線研究と復興研究、そして大学からの情報発信」の一環として実施されたものです。
 講演者は『原発のコスト-エネルギー転換への視点』(岩波新書:2012年の大佛次郎賞受賞)の著者であり、この分野で活躍されている大島堅一氏(立命館大学国際関係学部教授)です。参加者数は「地域経済論」を履修する経済学部学生を中心に、一般市民や学内外の教員を含め100名を超えました。
 大島氏は「原発のコスト」に立地対策費等の社会的コストを考慮すれば、原発は必ずしも安価でないことを各種データから示され、講演後には質疑応答が行われました。

立命館大学国際関係学部 大島堅一 教授
立命館大学国際関係学部 大島堅一 教授
講演会の様子
講演会の様子