薬学部附属薬用植物園を一般公開

 5月28日、29日の両日、杉谷キャンパス内の薬学部附属薬用植物園を一般公開しました。
 この一般公開は、平成8年から毎年春季、秋季の年2回開催しています。今回は、両日共に天候に恵まれ、園芸愛好家や家族連れ等、延べ382名が来園されました。 来園者は、止血効果があるシランや、イタリア語で「美しい婦人」の意味を持ち、可憐な花を咲かせるが、全草に猛毒を持つベラドンナ等、見ごろを迎えた初夏の花々を観賞しました。
 当日は、薬用植物園職員が植物の生態や効能の説明をしながら園内を巡る「園内観察ツアー」が行われ、来園者達は、強い苦みを持つヒキオコシの葉を実際にかじったりしながら園内を散策しました。また、今回新たに園内の腐葉土で育てたカブトムシの幼虫を採集できる体験コーナーが設けられ、子供達に大変好評でした。
 また、先着50名に、28日にはオタネニンジン、29日はムラサキイリスの苗の無料配布を行いました。

園内観察ツアーで、植物の説明を聞く来園者
園内観察ツアーで、植物の説明を聞く来園者
  • シランシラン
  • ベラドンナベラドンナ