「ダイバーシティ研究環境実現シンポジウム」を開催

 富山大学は、2016年9月21日に「ダイバーシティ研究環境実現シンポジウム 富山大学女性研究者支援の試み-各部局の現状と挑戦-<前編>」を開催し、教職員ら約70名が参加しました。
 第1部は大阪大学総長特命補佐の瀧原圭子氏による基調講演、第2部は富山大学の経済学部、工学部、和漢医薬学総合研究所、医学部・附属病院による現状報告とパネルディスカッションで、男女共同参画推進における課題を討論しました。
 瀧原氏は大阪大学や日本循環器学会での取組を紹介、真の男女共同参画実現には環境整備に加え、意識改革や指導的立場・意思決定機関への積極的な働きかけが必要と説きました。続くパネルディスカッションでは①女性研究者の増員②離職者の削減の方策を部局長や女性研究者の立場で考察しました。参加者からは、「社会進出を妨げない環境を、男性・女性の両視点から考えることが大切。」との声が聞かれました。

大阪大学総長特命補佐 瀧原圭子氏
大阪大学総長特命補佐 瀧原圭子氏
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子