国際芸術交流展&シンポジウム「アートはまちをすくわない?」を重要文化財武田家住宅で開催

 11月3~7日に、ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)事業の一環として芸術文化学部の松田 愛講師が企画・運営した「アートはまちをすくわない?」と題する国際芸術交流展&シンポジウムを、高岡市にある重要文化財武田家住宅で開催しました。まちや地域の活性化を目的とするアートプロジェクトが全国で開催される中、アートとまちの関係について、今一度考えることをねらいとしました。展覧会では、築200年の日本家屋に、チェコの画家パトリック・ハブル氏の絵画と、富山在住の美術家 西島 治樹氏による映像を使ったメディアアート作品を展示しました。
 初日のシンポジウムでは、両作家の講演に加え、キュレーターの高橋 裕行氏が、のと里山空港アートナイト2016について、またアートコーディネーターの吉田 有里氏が、アートとまちづくりをテーマとするMinatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]の活動について講演し、学生や教職員、地域住民、県外者あわせて約134名が熱心に聴講しました。

シンポジウム後半のパネルディスカッション
シンポジウム後半のパネルディスカッション