舟橋村における「公共空間の整備・利用による子育てコミュニティづくり」に係る連携協力に関する覚書を締結

 富山大学地域連携推進機構は、2017年1月20日(金)、子育てを通じて幅広い世代が繋がり、支え合う「子育て共助のまちづくり」を地方創生の総合戦略の柱に掲げる富山県舟橋村と、県内造園3団体(一般社団法人の富山県緑化造園土木協会、日本造園建設業協会県支部、日本造園組合連合会県支部)との間で、公園に代表される「公共空間の整備・利用による子育てコミュニティづくり」についての覚書を締結しました。
 同村は、村域の河川公園の隣接地をモデルエリアとして保育園、賃貸住宅等の整備、平成30年(2018年)度までに子育て世代40世帯転入、出生率向上を目指しており、造園業者は勉強会に参画し先進事例を学び、造園技術の活用によるコミュニティの活性化といった、新しい地方創生ビジネスプランの提案、実践を視野に入れています。
 本学では、COC+事業への取組を通じて蓄積した地方創生に関するノウハウを基に、産学官との連携による事業のコーディネートや情報提供などの支援を行い、新たな地方発のローカルイノベーションの創出に繋げることを目標とするとともに、COC+関連授業(地域ライフプランや地域志向科目)に活かしていく予定です。鈴木地域連携推進機構長は、締結式において、「日本一小さな舟橋村から全国を元気にできる成功事例を生み出したい。」と抱負を語りました。

左から、金森勝雄 舟橋村村長、鈴木基史 富山大学地域連携推進機構長、加茂輝隆 富山県緑化造園土木協会会長、久郷愼治 日本造園建設業協会富山県支部長、宗景 昭 日本造園組合連合会富山県支部長
左から、金森勝雄 舟橋村村長、鈴木基史 富山大学地域連携推進機構長、
加茂輝隆 富山県緑化造園土木協会会長、久郷愼治 日本造園建設業協会富山県支部長、
宗景 昭 日本造園組合連合会富山県支部長