薬学部附属薬用植物園を一般公開

 9月1日(土)、2日(日)に杉谷キャンパス内の薬学部附属薬用植物園を一般公開しました。一般公開は平成8年から毎年春と秋の年2回開催されており、園内で栽培されている約二千種の薬用植物等を見ることができます。
 開催1日目は雨模様でしたが、2日目は好天となりました。園芸愛好家や家族連れ等、二日間で延べ206人が来園しました。
 午前に、薬用植物園職員による「薬用植物園案内ツアー」が行われ、来園者は葉や実の匂いをかいだりしながら、植物の生態や効能の説明を受けました。
 午後に行われた「味覚変化体験コーナー」では、ミラクルフルーツやナツメを口に含んで、実際に酸味や甘味の変化を体験していました。
 他にも、根が葛根湯に用いられるクズや、胃腸薬などに用いられるウコンが花を咲かせている様子など、初秋の草花を鑑賞し、薬用植物に理解を深めて頂くことができました。
 また、先着50名に、初日はベニバナヤマシャクヤク、2日目はローマカミツレの苗が無料でプレゼントされました。