学長メッセージ

地域・世界で活躍する「人」の力を育む富山大学を目指す

学長 遠藤 俊郎

 富山大学は、本年2018年4月、開学(新川県師範学校発足)から143年目、また法人化後の3大学統合後13年目を迎え、新たな歴史のスタートとなる二つの大きな改革を実現しました。第一は、9番目の新学部「都市デザイン学部」の開設です。新学部は、「未来の街/社会を創造する」という従来の国立大学にはない視点を持ち、本学の多様な教育・研究力を結集できる存在として期待が集まっています。第二は、これまで3キャンパス別に行われていた学部1年生の教養教育が、すべて五福キャンパスで一元的に行なわれるようになったことです。このような変化を背景に、富山大学は、従来の8学部(人文・人間発達科学・経済・理・工・医・薬・芸術文化)、附属病院、和漢医薬学総合研究所など複数の教育・研究施設も合わせ、9,100名余の学生と2,200名余の教職員が集う全国有数の総合国立大学として、さらなる改革・発展を目指しています。

 今、世界は大きく変化しています。科学・情報技術の開発・普及が、過去の歴史にはなかったスピードと広がりを持ち、世界の社会・経済構造をも大きく変えようとしています。今後は、人工知能と人間力の共生、あるいは世界規模で人類がつながる真のグローバル化が、大きな命題と言われています。優れた人材の育成と、それを支える教育や研究の実践は、高等教育機関の中核をなす国立大学にとって、常に重大な使命となっています。富山大学は、これまでも世界の発展に寄与する基礎研究のみならず、アジア地域をはじめ諸外国との交流を通じ、東洋と西洋の英知と科学の融合すなわち「知の東西融合」を目指し、フロンティア的学術活動に努めてきました。また地域の「知の拠点」として、政財界・産業界・教育界との連携や、多種多様な社会支援活動など、地域に密着した取り組みを積極的に展開してきました。

 本学が立地する富山県は、素晴らしい自然環境や農林水産資源、伝統ある歴史・文化、卓越した産業活動力など、豊かさと幸せを強く感じることのできる場所です。富山大学はこれからも、富山県における地域活性化の中核的拠点としての役割を担いながら、世界レベルの先端的研究を推進し、新しい業績や情報を社会に発信する役割を果たして参ります。学内外関係者の皆様にも、引き続きご指導ご支援頂けますようお願い致します。

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