2014年を3大学統合実現の年とする(2014年 年頭挨拶)

富山大学長 遠藤 俊郎

 2014年、明けましておめでとうございます。本年が皆様にとって幸多い、充実の年となることを願っております。

 我が国は、安倍政権による大胆な社会経済政策の導入により、新たな発展の時代に向けた期待が高まっています。国立大学法人に対しても、改革実現に向けた施策が相次いで実行され、各大学独自の取り組み推進が強く求められています。昨年11月に示された国立大学改革プランでは、平成26、27年度を、28年度以降の第3期中期計画に向けた改革加速期間と位置づけています。具体的課題としては、グローバル化への対応、イノベーション機能の強化、人事・給与システムの弾力化などが示されています。26年度予算案においても競争的予算配分の比率が明らかに大きくなっています。これらの動きには尚不透明な面も多く、不安感も残ります。だからこそ、我々一人一人は、変化する現実を直視し、考え行動することが問われています。

 我が富山大学は明年2015年に、3大学統合10周年を迎えます。3大学ならびに各学部の歴史と伝統を継承しつつ、これまで負の要因となっていた3大学統合の持つ強みを創出し、時代を勝ち抜く力を確立していかねばなりません。私はこれまで学長として、理事・役員・部局長ならびに多くの教職員皆様のご力やご支援に支えていただきながら、一方で何ができるのか、何を為すべきか、悩みながら、職務をつとめてまいりました。昨年は、財務基盤安定のため平成28年4月の各学部ポイント10%留保に踏きり、また教養教育・専門教育・研究組織・国際交流・地域連携・事務組織の6部会で構成する大学改革推進本部組織を立ち上げました。本年は統合富山大学の真の改革にむけたプラン作成・基盤作りの年と考えています。学長任期は1年余となりますが、学長として今なすべき事を見失う事なく、執行部の皆さんと共に行動、前進して参ります。教職員の皆様においても、富山大学の継続的発展に向け、ご自身の責務、役割につき考え、積極的に行動して頂くことを熱望致します。

 2014年、なすべき事は山積しており、厳しい年になることでしょうが、皆さんとともに改革を進める達成感、わくわく感を感じる事ができたらと願っています。どうぞ宜しくお願い致します。

平成26年新春