3大学統合10周年と大学改革(2015年 年頭挨拶)

 2015年、明けましておめでとうございます。本年が皆様にとって幸多い、充実の年となることを願っております。大きな時代変化の中、今世界は多様な課題を抱えつつ、2極化の流れが顕著となっています。日本の教育界においても課題は山積し、国立大学においても大胆な改革に向けた計画、行動の実践が強く求められています。
 厳しい状況のなか、我が富山大学は本年10月に3大学統合10周年を迎えます。3大学統合の資産とこれまで重ねてきた苦労を糧とし、強みを磨き、新しい富山大学の歴史・伝統を作り上げるためのステップアップの年となります。学長として、果たさねばならぬ責任の重さを改めて痛感します。教職員の皆様には、各々の役割は異なっても、富山大学の継続的発展のため、自身の責務は何か、役割を果たすため何を為すか、各々が考え行動して頂くことを熱望します。

 皆様に3つのお願いをいたします。

1. 「世界に発信」
特に教員の方々に:日々地道な努力と大胆な挑戦を続け、世界に輝く富山大学の成果を発信してください。
2. 「将来を担う若者のために」
社会に評価される「きっときと」の学生、若手、専門人材を育てるため、知恵と時間を提供してください。支援のための行動を推進してください。
3. 「ヨコのつながり」
学内外問わず新たな連携の形を模索してみてください。素直な気持ちの付き合いや忌憚のない対話のできる環境作りを推進、継続してください。
(特に杉谷キャンパス・高岡キャンパスの方々には、他大学にはない医薬系4部局が持つ特色と強み、芸術文化学部の専門性などを考え、発揮していただくことを期待いたします。)
 

 本年は、富山大学にとって改革の具現化が急務となります。皆様とともに、厳しさを克服し、新しいものを生み出す楽しみを感じながら、明るく元気に前進して参りましょう。

2015年1月5日
富山大学長 遠藤 俊郎