富山大学芸術文化学部案内2023
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アートで社会に訴える複合領域専門科目メディアアートの授業媒体芸術の基礎技術卒業制作言語表現×ゲームデザイン慣用句を完成させるカードゲーム長谷川七彩(2020年度卒業)横山輝(2020年度卒業)釣本咲彩(2021年度卒業)横山輝(2020年度卒業)複合領域では、社会を取り巻く様々なテクノロジーやメディア環境と多様な芸術的表現を複合することで、芸術と社会の新たな関係を創出する開拓的な芸術の探求と実践を行います。映像、センシング技術、プログラミング技術等の基礎的な制御技術を実践し、メディアアートの基本的な考え方と表現手法について学びます。例えば「びっくり」することを表す慣用句には、「開いた口がふさがらない」「目をまるくする」などがあり、〈驚き方〉の情感が言い分けられます。こうした慣用句文化の豊かさを知るきっかけを作り、言葉による表現力を養うことをねらいとして制作されたカードゲームです。卒業研究心理学×視覚デザインキモチピクト自己受容を補助するツール自己否定に悩む人に対して「感情ラベリング」という、感情を自主的に言語表現する心理療法があります。これを補助する道具として、様々な心理状態の可視化を図りました。人文学部心理学コースの先生方の助言を基に、漫画の記号表現と仕草を応用したピクトグラムです。専門科目データサイエンスの授業“美”を科学的に測定する古くは紀元前から、建築、機械や道具の仕様、あるいは美しいと感じられるプロポーションは、「人体」という普遍の規格が創造の礎でした。人体を測定し、人の動作の基点やプロポーションを理解する。それが、様々な創造の「物差し」となるのです。媒体芸術|芸術と工学|情報科学言語・身体芸術卒業制作「#watercrisis」/芦田麻都佳(2019年度卒業)卒業制作/聴覚障害認定制度の問題点に焦点を当てたサウンドアート作品宮崎里歩(2020年度卒業)19

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