富山大学大学院理工学研究部岡崎琢也博士研究員、倉光英樹教授らのグループが、地熱水からのスケール(水垢)生成を評価可能な光ファイバーセンサーを開発

 富山大学大学院理工学研究部 岡崎 琢也 博士研究員、倉光 英樹 教授、上田 晃 教授らの研究グループは、地熱水からのスケール(水垢)生成をリアルタイムに計測できる、光ファイバーを利用した新しいセンサーの開発に成功しました。このセンサーは、近年、地熱利用の推進において大きな障害となっているスケールの生成を評価可能にしたものです。化石燃料の代替エネルギーとして注目されている地熱利用の促進に大きな役割を果たすことが期待されます。
 この研究成果は、6月13日にネイチャー・パブリッシュング・グループが出版する英国の科学雑誌「Scientific Reports」論文名:「Fiber Optic Sensor for Real-Time Sensing of Silica Scale Formation in Geothermal Water」にオンライン掲載されました。

プレスリリース [PDF, 327KB]