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駐日欧州連合代表部一行が富山大学をアウトリーチ訪問

6月20日、駐日欧州連合代表部一等参事官・科学・イノベーション・デジタル・その他EU政策部部長のゲディミナス・ラマナウスカス氏、同代表部科学技術アドバイザーのトム・クチンスキー氏及びHorizon Europeナショナルコンタクトポイント・財団法人日欧産業協力センターの山田尚道氏が、本学にアウトリーチ訪問を行いました。

今回の訪問は、2021年に開始した欧州連合の研究開発支援枠組みであるHorizon Europeを通じた国際共同研究の促進を目的として行われました。

冒頭、齋藤学長から、本学の強みであるアルミニウム及び和漢医薬学について紹介があり、さらなる国際共同研究の必要性を強調しました。そして、酒井副学長、門脇和漢医薬学総合研究所特別研究教授、松田都市デザイン学部教授及び楊工学部准教授から本学で進めている最先端の研究を紹介し、畑田理学部准教授からHorizon Europeに採択された経験等についてプレゼンテーションがありました。

その後、ラマナウスカス氏らからHorizon Europeの概要と日本の研究者が参加するメリット等について説明があり、活発な意見交換が行われました。

表敬訪問後に、同代表部一行は、本学和漢医薬学総合研究所・民族薬物資料館を訪問し、早川同研究所長から研究概要や施設の説明を受けました。

今回の訪問を契機に、欧州との学術交流の発展が期待されます。

   1列目左から 山田尚道 氏 National Contact Point for Horizon Europe・㈶日欧産業協力センター、
                                   Tom Kuczynski 駐日欧州連合代表部科学・イノベーション・デジタル・その他EU政策部科学技術アドバイザー、
                                Gediminas Ramanauskas 同代表部一等参事官、齋藤学長、北島研究担当理事、酒井副学長

     2列目左から    楊工学部准教授、畑田理学部准教授、松田都市デザイン学部教授、
                    門脇和漢医薬学総合研究所特別研究教授、加藤研究推進機構学術研究・産学連携本部コーディネーター