第2回「富山の獅子舞」シンポジウム~女性の参加を考える~
開催日時
2025年11月23日(日)14時00分~17時10分 開演14:20(開場14:20)
開催場所
城端別院善徳寺 (〒939-1863 富山県南砺市城端405)
概要
獅子舞と言えば、かつては「男の世界」だったところがほとんどでした。しかし、担い手不足が取り沙汰される昨今、富山県各地の獅子舞祭礼でも、女性の活躍する場が徐々に増えてきています。ところが、どのレベルで女性が参加しているかを見ると、その程度は実に様々です。また、その背景を詳しく掘り下げると、各地区において「自分たちの獅子舞」を守っていくための情熱と工夫とが垣間見えます。 この度のシンポジウムでは、各地の獅子舞とディープにかかわってきた研究者や実践者にご登壇いただき、「獅子舞における女性のいま」をシェアしつつ、さらに来場者の皆様と対話をしながら、獅子舞のこれからについて考える機会とすることをねらっています。 獅子舞に限らず、伝統行事たる祭りには数々のタブーがあり、「女人禁制」もそのひとつでした。しかし、祭りには、時代や状況に応じて柔軟に姿かたちを変えてきたという側面も大いにあります。女性も参加できる獅子舞を考えることをきっかけに、本シンポジウムが「獅子舞の未来」を考えるひとつの契機となれば幸いです。
プログラム(14:20~17:10)
諏訪雄士
「地域の獅子舞をどう守っていくか ~能登・氷見の女性参加の事例をもとに~」
五十嵐 友輔
「放生津の獅子舞 ~新たな継承へのカタチと若者たちの挑戦~」
西島千尋
「天狗をあきらめた女が語る富山の獅子舞」
お問い合わせ
富山大学人文学部文化人類学研究室・芸術文化学部田邊研究室
- E-mail:




