イベント情報

ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~ 薬が効く仕組みを学ぼう!~身近な植物の成分が薬になる「ひみつ」~

開催日時

令和5年7月22日(土)午前10時~午後4時30分まで

開催場所

富山大学 杉谷キャンパス 医薬研究棟7F
【集合場所】富山大学 附属病院 正面玄関前 9時30分集合
【地図】杉谷キャンパス・アクセスマップ [PDF, 787KB]

概要

ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~
薬が効く仕組みを学ぼう!~身近な植物の成分が薬になる「ひみつ」~  開催(7月22日)のお知らせ

富山大学附属病院薬剤部では、令和5年7月22日(土)に「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」を実施します。「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」とは、大学などの研究機関で行っている科学研究費助成事業の研究成果をもとに、小学校5・6年生、中学生、高校生を対象に、直に見る、聞く、ふれることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。全国の大学や研究機関が、科学の楽しさ、難しさ、不思議に触れられるよう、いろいろなプログラムを用意しています。
今回、富山大学附属病院薬剤部では高校生向けに、植物に眠る「くすりの原石(シーズ化合物)」を検出し、効き目(薬効)を評価する方法を学べる体験実習プログラムを企画しました。

皆さんが普段使っている薬の多くは、植物から抽出された薬効成分をもとに作られています。今回の体験実習では、まず、身近な植物から「薬になる成分」を検出し、分離する方法を実験しながら学びます。安全で効果が強い薬を創るためには、この「薬になる成分」の特徴を知ることが大切です。次に「薬になる成分」が病気に効く仕組みを学びます。皆さんの体の中には、様々な働きをする酵素が約5,000種類も存在しています。酵素はそれぞれ異なる鍵穴を持っており、対応した基質(鍵)しか反応しません。今回の実習では酵素と化合物のカタチを上手く組み合わせ、薬の材料となる酵素阻害剤を開発する仕組みや手法を学習します。
世界にはまだ有効な治療法が確立されていない病気が数多く存在しています。あなたが見つけた化合物が、病気に苦しむ世界中の人々に希望を届ける「新しい薬」の手がかりになるかもしれませんよ。

対象

高校生

定員

20名 (応募者が定員を超えた場合は抽選)

参加費

無料(昼食付)

応募締切

6月30日(金)

申込方法

日本学術振興会の「ひらめき☆ときめきサイエンス」のページよりお申込みください。

問合せ先

富山大学杉谷地区事務部 病院企画課病院企画チーム
TEL:076-434-7019
E-mail: