未来を拓く:おもしろい授業・おもしろい研究

デザイン思考基礎

掲載内容は当時のものです。

都市デザイン学部は、社会のニーズに総合的な視点・知見を持って答えられる人材育成を目指し、融合教育に力を注ぎ、その手法のひとつでもある「デザイン思考」を取り入れた科目を多く設けています。

そのベースになっているのが「デザイン思考基礎」科目で、理想をカタチにするため、ユーザーの生活や経験に入り込み、観察や体験を通じて洞察し、現場が抱える課題やニーズを再定義することで、新しい革新的なアイデアを生み出すためのグループワーク主体の授業です。

今までの経験や学んでいる専門分野・知識も異なる学生たちが入り混じったチームでグループワークを行います。授業毎冒頭のアイスブレーク(ワーク前のウォーミングアップ)でチームを和ませ、話し合いをスムーズにします。

アイスブレークでウォーミングアップ完了!(2019年度の様子)

グループワークには幾つかのルール(注意点)、メンバー内での役割があります。これらの実体験を重ねることにより、話し合いの質が向上し、今までとは違う新しいしアイデア(皆で考えた)が生まれます。この皆で「ワイガヤ=協創」することがイノベーション創出に繫がるという実感が自信となり、継続することで確信へと変わっていきます。

2020年は、コロナ禍で本受業も遠隔で実施することになりましたが、アプリケーションも活用しながら対面に近い感覚で行えたように思います。

オンライン・グループワーク!(画面共有しながら・・・)

今回のこの経験から新しい遠隔ワークの可能性も垣間見え、今後の応用展開も検討したいところです。