海外来訪・訪問情報(2019年度)

2020年3月2日
フランス・ストラスブール大学薬学部Vandamme教授が齋藤学長を表敬訪問

3月2日(月)、フランス・ストラスブール大学薬学部Thierry Vandamme教授が、本学齋藤学長を表敬訪問しました。
ストラスブール大学と本学は、2019年3月に大学間学術交流協定を締結しました。今回の訪問は、薬学部との国際共同教育プログラムを目指したシンポジウムで講演を行うため、実現したものです。
表敬訪問では、齋藤学長より本学や富山の紹介が行われ、今後の両機関の交流に関して意見交換が行われました。
その後、本学ヘルン文庫や理学部研究室を見学され、翌日には、薬学部を訪問されました。薬学部におけるシンポジウムでは、Vandamme教授からストラスブール大学及びご自身の研究紹介、本学からは薬学・和漢系教員による研究紹介等が行われ、その後関係者による共同教育プログラムに関する打ち合わせが行われました。

(前列左から)Thierry Vandammeストラスブール大学薬学部教授、齋藤学長、
(後列左から)酒井薬学部長、池田理事、井村国際部長、山崎国際交流課長

人文学部中島教授によるヘルン文庫の説明

講演されるVandamme先生

Vandamme先生とシンポジウム参加者

2020年2月6日
イタリア・トリノ工科大学Marco学長補佐が本学を訪問

2月6日(木)、イタリア・トリノ工科大学Marco Actis Grande学長補佐が池田理事を表敬訪問しました。
イタリア・トリノ工科大学と本学都市デザイン学部は、2019年10月に部局間学術交流協定を締結しました。今回の訪問は、交流分野を拡大し、全学的な協定への検討を進めるため実現したものです。
表敬訪問では、 両機関の研究分野などについて活発に意見交換がなされました。
訪問後、Marco学長補佐は都市デザイン学部で特別講演を行い、翌日は本学芸術文化学部を訪問されました。

(前列左から)池田理事、Marco Actis Grande学長補佐、
(後列左から)都市デザイン学部 松田教授、学長補佐令夫人、井村国際部長

2020年1月28日
タイ・チェンマイ大学、ベトナム・ハノイ工科大学一行が齋藤学長を表敬訪問

1月28日(火)、タイ・チェンマイ大学理学部、ベトナム・ハノイ工科大学材料科学工学院の若手研究者一行が齋藤学長を表敬訪問しました。本来日は、国立研究開発法人科学技術振興機構による日本・アジア青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプラン)に都市デザイン学部の松田教授が採択され、実現したものです。
本学とチェンマイ大学・ハノイ工科大学は、それぞれ大学間学術交流協定を締結しており、材料分野においては国際会議の開催や学生・研究者交流が継続して行われています。
表敬訪問では、齋藤学長は歓迎の挨拶の中で、アルミニウムの研究は本学の強みであり、本訪問をきっかけにぜひ本学へ留学してほしいと呼びかけました。
一行は滞在中持続可能な社会構築のための基盤材料(特にアルミニウム)の科学と技術を学ぶため、本学での講義・実習や県内企業の見学等を行う予定です。

(前列左から)SATIT PHIYANALINMATチェンマイ大学助教授 、齋藤学長、
DUONG NGOC BINHハノイ工科大学講師,(後列右から)都市デザイン学部 西村教授、松田教授

2020年1月27日
マレーシア・モナッシュ大学医学健康科学部が齋藤学長を表敬訪問

1月27日(月)、マレーシア・モナッシュ大学医学健康科学部からの訪問団一行が、本学齋藤学長を表敬訪問しました。
マレーシア・モナッシュ大学医学健康科学部と本学理学部は、2016年7月に部局間学術交流協定を締結しました。今回の訪問は、交流分野を拡大し、本学医学部との海外選択制臨床実習に関する検討を進めるため、実現したものです。
表敬訪問では、両大学がプレゼンテーションを行い、各大学の強みや医学部の教育課程などについて意見交換を行いました。一行はその後、医学部へ移動し、足立医学部長ほか教員と具体的な打合せを行いました。
今後の両機関のさらなる学術交流が期待されます。

(前列左から)Ishwar Parharモナッシュ大学医学健康科学部脳研究所(BRIMS)所長、齋藤学長、
(後列左から)曽我朋子BRIMS准教授、Sivakumar Thurairajasingam医学部教授、
Nisha Angela Dominic医学部教授、池田理事、井村国際部長、山崎国際交流課長

足立医学部長(中央右)らとの打合せ

2019年11月28日
中国・威海市立病院一行が富山大学杉谷キャンパスを表敬訪問

11月28日、威海市立病院の李振光病院長ら一行が富山大学杉谷キャンパスを訪問されました。
富山大学医学部は2019年3月に威海市立病院から客員研究員を受け入れて以来、研究者交流や共同研究を通じて活発な交流を行っています。
当日は、足立医学部長と李振光病院長が協定書に署名をし、署名締結後の懇談ではこれまでの交流実績及び今後の交流推進について意見交換を行いました。その後一行は附属病院、各研究室を見学しました。今回の訪問をきっかけに今後両機関の学術交流及び共同研究の更なる発展が期待されます。

意見交換の様子

協定書にサインを交わす
李振光病院長(左)と足立医学部長(右)

(左から)冷氷客員研究員、威海市立病院科教科李杰主任、
同病院病理科张淑坤主任、李振光病院長、足立医学部長、森教授、井上助教

2019年10月31日
遼寧省人民政府外事弁公室一行が齋藤学長を表敬訪問

10月31日(木)、中国・遼寧省人民政府外事弁公室から應 中元主任ほか2名が、本学齋藤学長を表敬訪問しました。
遼寧省は富山県と友好提携35周年を迎えており、富山県の記念事業として、2019年4月23日には遼寧省学校交流訪問団が本学を訪問、また2019年9月4日~7日には遼寧省への青少年交流団に本学の学生が19名参加し、遼寧省の大学等を訪問しました。
表敬訪問では、遼寧省の大学と本学とのこれまでの交流や、今後の研究・学生交流について、活発な意見交換が行われました。
表敬訪問後、一行は人文学部へ移動し、磯部理事と遼寧省への青少年交流団に参加した人文学部の学生や遼寧省出身の本学人文学部の県費留学生らと共に、遼寧省や留学等について意見交換を行いました。

應中元主任(左)と齋藤学長(右)

人文学部での意見交換の様子

表敬訪問後の集合写真

2019年10月17日
齋藤学長が中日友好医院から名誉教授の称号を授与されました

10月17日(木)、本学齋藤学長が中日友好医院開院35周年記念 中日・医学交流フォーラムでの特別講演のため訪中し、孫陽中日友好医院院長から名誉教授の称号を授与されました。
中日友好医院と本学は、1986年5月に大学間学術交流協定を締結、2012年12月に再締結し、近年は和漢医薬学総合研究所を中心に交流を行ってきました。今回齋藤学長に加え、和漢医薬学総合研究所から小松所長、門脇教授、柴原教授も招待され、漢方医薬(中医薬)の共同研究プロジェクトに関する協定書の署名式も行われました。
今後の両機関のさらなる学術交流が期待されます。

孫院長(左)から名誉教授を授与される齋藤学長(右)

署名式での集合写真

2019年10月16日
英国ダイヤモンドライトソースGerrit van der Laan教授、フランス・レンヌ第一大学Didier Sébilleau研究員、九州シクロトロン研究センターFabio Iesari研究員が本学を訪問

10月16日(水)、英国ダイヤモンドライトソースGerrit van der Laan教授、フランス・レンヌ第一大学Didier Sébilleau研究員、九州シクロトロン研究センターFabio Iesari研究員が、本学理学部物理学科主催の国際シンポジウムでの講演のため来学され、本学池田理事を表敬訪問しました。
英国ダイヤモンドライトソースは英国の国立シンクロトロン光源科学施設であり、Laan教授は2000年に欧州物理学会からEurophysics Prizeを受賞しています。この賞は多数のノーベル賞受賞者も受賞している権威ある賞です。
Sébilleau研究員は本学理学部畑田准教授と共に、両大学の交流において中心的役割を担っており、本学大学院理工学研究部とレンヌ第一大学物質構造物性学部は、2018年11月に部局間学術交流協定を締結しました。
Iesari研究員はイタリア・カメリーノ大学出身で、日本学術振興会外国人特別研究員事業の支援により、本学理学部において昨年度まで1年間研究を行っていました。
表敬訪問では、各機関の紹介や今後の学術交流について意見交換が行われました。

左からFabio Iesari研究員、Didier Sébilleau研究員、池田理事、
Gerrit van der Laan教授、理学部畑田准教授、理学部若杉学部長、井村国際部長

2019年10月10日
北京大学医学部薬学院蔡教授が齋藤学長を表敬訪問

10月10日(木)、中国・北京大学医学部薬学院蔡教授が、本学齋藤学長を表敬訪問しました。
北京大学医学部と本学は、1998年1月に大学間学術交流協定を締結しています。また、2005年2月には国際協力拠点設置に関する協定を締結、2010年2月及び2015年2月に再締結し、本学和漢医薬学総合研究所及び北京大学医学部薬学院に薬用資源研究国際協力センターを設置しており、蔡教授と小松和漢医薬学総合研究所長を中心に交流が続いています。
表敬訪問では、協定の再締結や中医学・漢方医学の強みを生かした共同研究、学生交流等今後の両機関の交流について活発な意見交換が行われました。
表敬訪問後、蔡教授は和漢医薬学総合研究所で行われたジョイントセミナーに参加しました。

蔡教授(左)と齋藤学長(右)

左から井村国際部長、池田理事、蔡教授、齋藤学長、
小松和漢医薬学総合研究所長、山崎国際交流課長

2019年8月30日
ベトナム軍医大学学長が齋藤学長を表敬訪問

8月30日(金)、ベトナム軍医大学(以下MMU)のDo Quyet学長が、本学齋藤学長を表敬訪問しました。
本学とMMUは、2011年に大学間交流協定を締結し、今日まで学生及び研究者の交流等を行ってきました。また、本学を日本側拠点機関、MMUをベトナム側拠点機関、金沢医科大学を協力機関として実施したJSPSアジア研究教育拠点事業(2009年~2013年)では、西条教授(大学院医学薬学研究部)がコーディネーターとなり、MMUから多数の研究者・留学生を受け入れており、現在も西条教授を中心として交流が続いています。
表敬訪問では、本学とMMUとの共同シンポジウムの開催について、両学長が意見交換を行いました。今後も学術交流の継続的発展が期待されます。

(左から)Do Quyet学長、齋藤学長

(右から)西条教授、池田理事

集合写真

2019年8月27日
池田理事がマレーシア・モナッシュ大学医学健康科学部を訪問

2019年8月27日、池田理事ほか本学職員1名がマレーシア・モナッシュ大学医学健康科学部を訪問しました。
同大学は、THEトップ100大学でオーストラリアのトップ8校(Go8)の名門大学であるモナッシュ大学の国外初の分校として、 1998年にマレーシアのサンウェイシティに設立されました。2005年に設置された同大医学健康科学部(JCSMHS)は、本学大学院理工学研究部との間で2016年に部局間交流協定を締結しています。
今回、 Shajahan Yasin JCSMHS部長およびIshwar Parhar同大脳研究所(BRIMS)所長を表敬訪問した池田理事は、本学医学部との交流拡大を提案し、具体的には本学医学部学生を対象とした海外選択制臨床実習を同大学で実施する可能性について意見交換を行いました。今後は、JCSMHS側が臨床実習プログラムを検討することで合意しました。本学学生の教育のグローバル化の発展が大いに期待されます。

(左から)曽我BRIMS准教授、池田理事、Ishwar BRIMS所長、
山崎国際交流課長、Shajahan JCSMHS部長

2019年8月22日
中国・広西中医薬大学副学長らが本学和漢医薬学総合研究所を訪問

8月22日(木)、中国の広西中医薬大学から尤剣鵬副学長と董栢青学部長ら4名が本学和漢医薬学総合研究所(以下研究所)を表敬訪問しました。
広西中医薬大学は、本学研究所と2018年5月に部局間学術交流協定を締結し、双方の研究者交流の実績を積み重ねています。
今回一行は、臨床研究を含めた共同研究及び学生交流の可能性について、双方の今後の協力関係を深めることを目的として本学を訪れたものです。
小松研究所長の歓迎の挨拶の後、研究所の特徴や研究内容などの紹介を行い、引き続き一行は、同研究所民族薬物資料館の展示物を見学し、本学柴原教授の説明に熱心に聞き入っていました。

董栢青学部長(左から2番目)、尤剣鵬副学長(中央右)と小松所長(右から2番目)

民族薬物資料館の視察の様子

2019年7月26日
トルコ・アンカラ大学テキメン教授が本学を訪問

7月26日(金)、トルコ・アンカラ大学言語・歴史・地理学部日本語日本文学科のテキメン・アイシェヌール教授が、池田理事を表敬訪問しました。
テキメン教授は、アンカラ大学で日本語日本文学科の学科長を10年間務め、トルコにおける日本語普及等に尽力されたとして、平成29年度には、日本と諸外国との友好親善関係の増進において特に顕著な功績があった個人および団体に贈られる外務大臣賞を受賞されています。
表敬訪問後、令和元年度10月から当該大学より日本語・日本文化研修留学生を受け入れる予定の人間発達科学部中村准教授、国際機構濱田教授、田中准教授と日本語教育に関する意見交換が行われました。
今回の訪問をきっかけに、交流が更に発展することが期待されます。

左から井村部長、テキメン教授、池田理事

意見交換の様子

左から2番目から濱田教授、テキメン教授、
中村准教授、田中准教授

2019年7月22日
池田理事が国立台湾大学を訪問

2019年7月22日、池田理事ほか本学職員3名が国立台湾大学(NTU)を訪問しました。
国立台湾大学は、1928年に設立された台北帝国大学を前身とする台湾で最高位の国立名門校(THE世界大学ランキング2019は170位)です。現在は、6つのキャンパスに11の学部・56の学科、112の大学院を擁し、30,000人を超える学生が在籍しています。
池田理事は、本訪問において陳銘憲副学長を表敬訪問し、両大学間の今後のさらなる連携や協力の可能性について意見を交わしました。また、この機会を利用して、池田理事の曽祖父が1938年に台北帝国大学から授与されたシリアルナンバー1の博士号学位記の寄贈式が行われ、陳銘憲副学長から池田理事にお礼の言葉とともに感謝状が手渡されました。
懇談後は、NTUの歴史が展示されている校史館を興味深く見学しました。その後,生命工学院の嚴震東教授,周銘翊准教授、獣医専業学院の張芳嘉教授と面談し、NTU神経生物・認知科学研究センターが毎年実施しているサマーキャンプへの本学学生の参加について具体的な意見交換を行いました。
その後、農業学院の吳珮瑛教授及び徐世勳教授と面談しました。農業学院と本学極東地域研究センターは、数年前から学術会議を共催により持ち回りで開催しています。池田理事は、学術会議の開催に加えて、今後はさらに学生交流を促進していきたいとの抱負を述べ、農業学院と本学の交流の更なる展開について活発な意見交換が行われました。
今回の訪問をきっかけとして、NTUと本学のさらなる交流の発展が期待されます。

池田理事(左)と陳銘憲副学長(右)

集合写真

生命工学院での打合せ

農業学院での打合せ

2019年7月19日
JICA研修団一行が富山大学を訪問

7月19日(金)、国際協力機構(JICA)の研修団一行11名が、富山大学を訪問しました。
今回の研修は、各国の薬事に携わる行政官等が伝統薬物医療に関わる日本の製薬会社や研究機関から、医薬品の適正な供給管理における日本の漢方薬の安全性・品質・効能の評価、研究開発について学ぶことを目的とし、本学和漢医薬学総合研究所と附属病院が研修先として選ばれました。
和漢医薬学総合研究所では、小松所長による概要説明の後、一行は民族薬物資料館を見学し、その後附属病院薬剤部を訪問し、加藤准教授による講義と漢方調剤についての説明があり、熱心に聞き入っていました。参加者は今回の研修の結果を踏まえて、自国の課題に適用可能な方策を分析し、検討を行うとのことです。

小松教授からの概要説明

民族薬物資料館見学の様子

加藤准教授からの漢方調剤説明

2019年7月8日
スロバキア・コシツェ工科大学一行が本学を訪問

7月8日(月)、スロバキア・コシツェ工科大学材料・治金・リサイクル学部のTibor Kvačkaj教授及びJana Bidulská准教授が、池田理事を表敬訪問しました。
コシツェ工科大学と本学は、2015年11月に大学間学術交流協定を締結し、大学院理工学研究部(都市デザイン学)材料デザイン工学科を中心に交流を行ってきました。
今回の来日は、コシツェ工科大学が本学を相手機関として申請し、採択されたErasmus+の助成により研究者を受け入れたもので,7月3日~7月12日の間本学に滞在します。
池田理事による歓迎の挨拶のあと、引き続きKvačkaj教授から大学の説明等の紹介が行われました。その後、出席者による今後の学生交流や共同研究に関する活発な意見交換が行われました。

(参考)スロバキア・コシツェ工科大学とのErasmus+による交流実績

左から、李材料デザイン工学科准教授、Jana Bidulská准教授、Tibor Kvačkaj教授、池田理事、
渡邊都市デザイン学部長、佐伯材料デザイン工学科長、井村国際部長

2019年6月26日
中日友好医院訪問団が齋藤学長を表敬訪問

6月26日(水)、中国・中日友好医院からの訪問団一行が、本学齋藤学長を表敬訪問しました。
中日友好医院と本学は、1986年5月に大学間学術交流協定を締結、2012年12月に再締結し、近年は和漢医薬学総合研究所を中心に交流を行ってきました。
齋藤学長による歓迎の挨拶のあと、引き続き訪問団を代表して贾立群中日友好医院中西医結合腫瘍内科主任教授兼中日医学科技交流協会常任理事から、今回の表敬訪問の機会への感謝及び研究・臨床・教育において更なる交流を希望するお言葉が述べられました。その後、今後の共同研究について、出席者による具体的な意見交換が行われました。
また、一行は翌日6月27日(木)、和漢医薬学総合研究所で行われる両機関によるジョイントセミナーに参加しました。
今後、中医学・漢方医学の連携拠点として、両機関の更なる交流が期待されます。

贾立群主任教授(左)と齋藤学長(右)

中日友好医院一行との記念撮影

2019年6月20日
中国・内蒙古医科大学長一行が齊藤学長を表敬訪問

6月20日(木)、中国内蒙古医科大学から杜茂林学長ほか4名が本学齊藤学長を訪問しました。
内蒙古医科大学と本学は2001年7月に大学間協定を締結し、2016年1月には第三附属病院、同年9月には附属病院及び第二附属病院、2018年10月には附属人民病院と遠隔医療教育ネットワークに関する覚書を締結するなど、基礎及び臨床医学分野の交流を発展させてきました。
杜学長からは、今年学長を退任するにあたり、本学との長年の交流に対する謝意と、今後の交流発展への大きな期待が齋藤学長に伝えられました。

杜学長(左)と齋藤学長

集合写真

2019年6月17日
ミャンマー保健・スポーツ省研修団が齋藤学長を表敬訪問

6月17日(月)、ミャンマー保健・スポーツ省関係者の研修団一行が、本学齋藤学長を表敬訪問しました。
本研修団は、和漢医薬学総合研究所の紺野研究員が中心となって、富山県の協力のもと実施しているJICA草の根技術協力事業「ミャンマーにおける伝統医薬品の製造管理及び品質管理の改善を通じた保健衛生向上事業」の一環で来日されました。
齋藤学長による歓迎の挨拶のあと、引き続き団長のMoe Sweミャンマー保健・スポーツ省伝統医療局長から、ミャンマーへの伝統医薬に関する支援事業への感謝の言葉が述べられ、その後、双方の協力推進や国際貢献に向けた今後のさらなる協力の可能性などについて活発な意見交換が行われました。
また、一行は滞在中、薬の品質管理について学ぶため、本学杉谷キャンパス及び県内の製薬企業等の施設見学を行い、6月24日(月)に開催される「富山・ミャンマー医薬品・プライマリーヘルスケアシンポジウム2019」に参加する予定です。

Moe Swe伝統医療局長(左)と齋藤学長(右)

ミャンマー研修団一行との記念撮影

2019年6月10日
ライデン大学サルム氏が本学を訪問

6月10日(月)・11日(火)、オランダ王国ライデン大学から、ライデン大学地域研究所講師のニールス・ファン・デル・サルム氏が、国際機構で行っているライデン大学短期日本語研修プログラム視察のため来学し、池田理事を表敬訪問しました。
本プログラムは、部局間学術交流協定校であるライデン大学の学生を人間発達科学部の特別聴講学生として受け入れ、日本語を学ぶ研修を行うもので、2019年度は10名の学生が4月8日(月)~7月6日(土)の約3か月間研修する予定です。
サルム氏は、授業見学や学生が宿泊しているアパートの視察等を行い、池田理事との面談では、今後の交流推進について意見交換が行われました。

左から国際機構・田中准教授、サルム氏、池田理事

2019年5月15日
タイ保健省タイ伝統代替医療開発局訪問団一行が富山大学を表敬訪問

5月15日(水)・16日(木)、タイの保健省タイ伝統代替医療開発局及びウボンラーチャタニ大学等から、Supattra Rungsimakan氏らの一行6名が、富山大学を表敬訪問しました。
今回の訪問は、タイ政府関係者が伝統薬物医療における日本の製薬会社や研究機関から、日本の漢方薬の安全性・品質・効能の評価、研究開発について学ぶことを目的とし、本学和漢医薬学総合研究所が訪問先として選ばれました。
和漢医薬学総合研究所では、小松所長による概要説明の後、一行は附属病院、各研究室、民族薬物資料館を訪問し、研究者交流及び将来の共同研究の可能性について熱心に意見交換を行いました。
同研究所の訪問後、一行は池田理事を訪問し、これまでの交流実績及び今後の交流推進について懇談しました。

前列左2番目から、タイ保健省タイ伝統代替医療開発局員Supattra氏、池田理事、早川教授

小松所長からの概要説明

民族薬物資料館見学の様子

2019年5月13日
日本とノルウェーの大学・研究機関・企業による合同プロジェクトに関する署名式

2019年5月13日(月)、アルミニウム合金の分野における教育・研究共同プロジェクトに関する合意書の署名式が東京の駐日ノルウェー王国大使館で行われました。プロジェクトメンバーは日本側代表である本学大学院理工学研究部(都市デザイン学)及びプロジェクトリーダーを務めるノルウェー科学技術大学(NTNU)のほか、東京工業大学、九州大学、SINTEF、Hydro Aluminium 、日本アルミニウム協会、富山県アルミ産業協会です。本プロジェクトは、両国の大学・研究機関と企業が協力し、教育-研究-ビジネス(ナレッジトライアングル)の連携を推進することを目的とし、2016~2017年に実施されたプロジェクトをさらに発展させた取り組みで、ノルウェーリサーチカウンシル(Research Council of Norway)の支援の下実施されています。
初めに駐日ノルウェー王国大使館一等書記官のヘレーネ・オールヴィーク氏による歓迎の挨拶の後、 NTNUから本プロジェクトに関する説明が行われました。続いて各出席者から挨拶が行われ、最後に各機関の代表者により合意書への署名が行われました。

挨拶をする池田理事

左から渡邊都市デザイン学部長、
ヘレーネ・オールヴィーク一等書記官、
スベイン・グランダム参事官

集合写真

2019年4月23日
中国・遼寧省大学関係者一行が本学を訪問

4月23日(火)、中国遼寧省から政府(人民政府外事弁公室)及び6大学の職員15名が本学を訪問しました。
遼寧省は富山県と友好提携35周年を迎えたことから、富山県事業として富山県から遼寧省内の大学への留学促進と富山県内の大学との交流を目的に遼寧省学校交流訪問団を受入れ、本学を会場とした学校説明会及び交流会を開催しました。
富山県側からは、本学及び富山国際大学が参加、それぞれの大学説明の後、遼寧省の大連理工大学、瀋陽大学、瀋陽農業大学、瀋陽体育学院、錦州医科大学、遼寧農業職業技術学院の順に大学説明が行われ、参加した教職員・学生は熱心に聞き入っていました。
説明会の後、一行はキャンパス見学として中央図書館のヘルン文庫を見学、その後、意見交換会・交流会へと移りました。
本学及び富山国際大学の教職員・学生らが多数参加の中、遼寧省人民政府外事弁公室研修中心張高級顧問、磯部理事・副学長、富山国際大学現代社会学部尾畑部長の挨拶により交流会が始まり、終始、活発な意見交換や交流が行われ盛況のうちに終了しました。
今回の来県は、今後、県内大学と遼寧省の大学間で様々な分野での交流・協力に発展していくきっかけとなる訪問でした。

本学の説明をする国際部趙コーディネーター

大連理工大学による説明

ヘルン文庫の見学

遼寧省一行と意見交換会・交流会に参加した教職員と学生

2019年4月12日
フランス・ストラスブール大学の Valerie SIMONNEAUX博士、マレーシア・モナッシュ大学の曽我朋子博士が池田理事を表敬訪問

4月12日、ストラスブール大学の Valerie SIMONNEAUX博士及びモナッシュ大学の曽我朋子博士が、本学男女共同参画推進室・理学部共催の国際シンポジウムでの講演のため来学され、池田理事を表敬訪問されました。
ストラスブール大学とは2019年3月に大学間学術交流協定を締結、モナッシュ大学医学健康科学部と本学大学院理工学研究部は2016年7月に部局間学術交流協定を締結しています。
表敬訪問では、ストラスブール大学及びモナッシュ大学との今後の研究者交流や共同研究の実施等について、終始和やかな雰囲気の中、意見交換が行われました。
また、前日に行われた齋藤学長、池田理事、北島理事、若杉理学部長との昼食会では、これまでの本学の国際化への貢献及び今回の国際シンポジウムにおける記念講演に対する感謝を表し、齋藤学長から両者へ感謝状が手渡されました。
今回の訪問を契機に、両大学間との今後一層の国際交流の進展が期待されます。

理事表敬訪問での記念撮影

齋藤学長から感謝状を受け取る
Valerie SIMONNEAUX博士(左)

齋藤学長から感謝状を受け取る
曽我朋子博士(左)