海外来訪・訪問情報(2022年度)

2023年3月14日
フランス・ストラスブール大学INCI(統合神経科学研究所) Hicks 博士が富山大学を訪問

3月14日・15日、フランス・ストラスブール大学INCI(統合神経科学研究所) David Hicks博士が、本学を訪問しました。
ストラスブール大学と本学は、2019年3月に大学間学術交流協定を締結し、2020年3月には博士課程ダブル・ディグリー・プログラム協定を締結しています。今回の訪問は、同プログラムの実施等に関するシンポジウムでの発表及び意見交換・打合せを行うため、実現したものです。
14日及び15日に開催された国際機構主催のシンポジウムにおいて、同博士による発表、本学教員及びダブル・ディグリー・プログラム参加を希望する学生によるプレゼンテーションなどが行われたほか、当該学生が所属する研究室を同博士が訪問し、ダブル・ディグリー・プログラムの実施に向けた打合せが行われました。
あわせて、14日には、同博士が齋藤学長、池田理事らと面談し、同プログラムを核とした今後の学術交流に関して、種々意見交換が行われました。齋藤学長からは、今回のシンポジウムへの出席に対する謝辞とともに、今後の本学の国際化への貢献に対する期待が述べられました。また、2023年2月3日付けで同博士を本学のリエゾンプロフェッサーに委嘱したことを受け、齋藤学長からリエゾンプロフェッサー委嘱状が手渡されました。
今回の訪問を契機に、両大学のさらなる学術交流の進展が期待されます。

左から 齋藤学長、David Hicksストラスブール大学INCI(統合神経科学研究所)博士、池田理事

齋藤学長(右)から委嘱状を受け取るDavid Hicks博士(左)

 

2022年12月9日
富山大学とアテネオ・デ・マニラ大学(フィリピン)が大学間学術交流協定を締結

このたび、富山大学とアテネオ・デ・マニラ大学が大学間学術交流協定を締結したことを受け、去る12月9日にアテネオ・デ・マニラ大学キャンパスにおいて、池田富山大学国際担当理事・副学長とマリア・ルズ・ヴィルチェス アテネオ・デ・マニラ大学副学長との間において、証人署名式を行いました。
アテネオ・デ・マニラ大学は、先般発表となったTimes Higher Education世界大学ランキング2023において、フィリピン国内大学第一位の高評価を得た大学であり、富山大学とは、コロナ禍により海外での学生英語研修ができかねる状況下にあって、2021年と2022年の夏期に、オンラインによる英語研修実施の協力を得た関係を有する。さらに、2023年3月には、学士課程1年次生約40名がアテネオ・デ・マニラ大学キャンパスにおいて英語研修を行う計画としており、今後のより一層の連携強化を企図して、大学間学術交流協定を締結するに至ったものです。
副学長間の懇談においては、昨今、両大学がSDGs関連分野に注力している方向性を確認しつつ、池田富山大学国際担当理事・副学長から、富山大学持続可能社会創成学環(修士課程)の国費外国人留学生優先配置プログラムでは、ASEAN地域を重点地域としている旨のPRがあり、マリア・ルズ・ヴィルチェス アテネオ・デ・マニラ大学副学長からは、大変魅力的なプログラムであり是非学生に推薦したいとの好評を得ました。

マリア・ルズ・ヴィルチェス アテネオ・デ・マニラ大学副学長(左)と池田理事・副学長(右)

角田国際部長(左)と池田理事・副学長(右)

 

2022年10月3日
インドネシア・ハサヌディン大学副学長、タイ・チュラロンコン大学薬学部長が富山大学を表敬訪問

10月3日、インドネシア・ハサヌディン大学Subehan Lallo副学長(前薬学部長)及びタイ・チュラロンコン大学Pornanong Aramwit薬学部長が池田理事を表敬訪問しました。
両大学は、富山大学の大学間学術交流協定校としてこれまで20年余りの永きにわたり交流実績があり、特に、和漢医薬学総合研究所では、両大学の薬学部を重要国際連携拠点と位置付けて活発な交流を行っています。
このたび、両氏が富山で開催される国際シンポジウム出席のため来日するのに合わせ、同研究所が両氏を招へいしたことにより、今回の訪問が実現したものです。
表敬訪問では、池田理事による大学概要説明の後、早川同研究所長から本学と両大学との交流状況や今後の展望について説明があり、終始和やかな雰囲気の中、意見交換が行われました。
表敬訪問後は、両氏が同研究所を訪問し、創薬研究に関する連携を強化するための人的交流を推進することを目的とした、国際連携型の共同研究及び和漢創薬・ヘルスケア研究を実践できる若手研究者の育成について、種々協議が行われました。
今回の訪問により、富山大学と両大学とのさらなる学術交流の発展が期待されます。

                                                       左から 早川和漢医薬学総合研究所長、Pornanong Aramwitチュラロンコン大学薬学部長、
                                                    池田理事、Subehan Lalloハサヌディン大学副学長、角田国際部長

 

2022年6月28日
駐日パキスタン臨時代理大使が富山大学を表敬訪問

6月28日(火)、イスマット・ハセン・シアル駐日パキスタン臨時代理大使が齋藤学長を表敬訪問しました。
今回の訪問は、パキスタン人である本学のアラー・ナワズ助教の働きかけにより実現したもので、これまで多くのパキスタン人留学生・研究者を受け入れてきた本学への表敬を目的としたものです。
懇談では、齋藤学長から本学のパキスタン人留学生・研究者の受入れ状況及びその活躍について、また池田理事から本学の概要及びパキスタン人が数多く居住する富山県の状況について、それぞれ説明がありました。同大使からは、本学への謝辞の後、パキスタンの有力大学の紹介及び今後の学術・学生交流に関する展望が述べられ、種々意見交換を行いました。
表敬訪問終了後には、本学に在籍しているパキスタン人留学生及びその指導教員等と大使の懇談も行われました。
今回の訪問をきっかけに、本学とパキスタンとの更なる交流の発展が期待されます。

                           前列左から イスマット・ハセン・シアル駐日パキスタン臨時代理大使、齋藤学長
                 後列左から アラー・ナワズ助教、池田理事、角田国際部長