ハサヌディン大学(インドネシア)の医学生10名が富山大学医学部・附属病院で研修
2025年7月14日から8月8日にかけて、インドネシア・ハサヌディン大学医学部の学生10名が本学を訪れ、交換留学プログラムに参加しました。ハサヌディン大学とは2002年に大学間学術交流協定を締結して以来、20年以上にわたり教育・研究の分野で交流を続けており、本プログラムは昨年度に続き2回目の実施となります。
今回のプログラムでは、本学医学部の各研究室での研修を中心に、附属病院や地域医療機関での臨床実習、富山市内の文化施設見学など、多彩な内容が盛り込まれました。学生たちは、基礎医学から臨床医学まで幅広い分野で研修を受け、附属病院に加えて、富山県内外の医療機関を訪問し、地域医療の現場を体験しました。
研修初日には、中川医学部長、伊藤副医学科長による開講式が行われ、本学医学部の学生との交流やキャンパスツアーも実施されました。また学生たちは富山市内の富山市ガラス美術館やイタイイタイ病資料館などを訪れ、地域の文化や歴史への理解を深めました。8月7日にはフェアウェルパーティーが開催され、学生たちは富山での経験を振り返りながら、交流の成果を分かち合いました。
最終日の8月8日には閉講式が行われ、学生による研修報告を通じて、本学での学びと交流の成果が共有されました。今回のプログラムを通じて、本学とハサヌディン大学との学術交流はさらに深まり、今後の国際連携の発展が期待されます。

送別会でのハサヌディン大学学生パフォーマンス

ハサヌディン大学学生との記念撮影