国際宇宙ステーションから帰還した宇宙実験サンプルをJAXAから受け取りました
富山大学理学部生物科学プログラムにおいて、玉置 大介 講師を中心とする研究チームは、国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟で実施した宇宙実験「宇宙環境が植物の細胞分裂に与える影響の解明」(Plant Cell Division)を、富山大学、大阪公立大学、関西大学、金沢大学、国立遺伝学研究所、JAXAの共同研究で実施しています。 この宇宙実験は、ISSの微小重力環境が植物の細胞分裂に及ぼす影響を明らかにすることを目的としています。
第1回目の宇宙実験のサンプルは、昨年8月にSpaceX 33でISSへ打ち上げられ、9月に宇宙実験は実施されました。その貴重なタバコ培養細胞と藻(コレオケーテ)のサンプルは、今年の2月27日に地球に帰還し、NASAを経由して、3月19日に富山大学五福キャンパスにて、JAXA職員から玉置講師と玉置研究室の学生さんたちに引き渡されました。
今後、玉置講師らのチームは、この宇宙実験サンプルを用いて、電子顕微鏡観察による細胞内微細構造の解析やオミクス解析を実施し、宇宙環境の微小重力が植物の細胞分裂に及ぼす影響の解明を目指します!
加えて、今年夏頃には2回目の宇宙実験が予定されており、その実験ではISSに搭載された共焦点レーザー顕微鏡「COSMIC」を用いて、ISSの微小重力環境下で、生きた植物の細胞分裂の進行や、植物の細胞分裂において重要な役割を果たす微小管構造体の形成を観察する予定です。





