医学部生が副知事にパートナーシップ宣誓制度案に関する意見書及び要望書を提出
11月24日、医学部医学科3年生6名が富山県庁を訪れ、横田富山県副知事に、「富山県パートナーシップ宣誓制度案」に対し同級生47人分の意見を取りまとめた意見書(パブリックコメント)及び制度の充実を求める要望書を提出しました。
要望書では、「病院での病状説明や面会等で家族と同等の扱いを受けられること」、「性別欄がなく、通称名が使用でき、かつ子どもなどの該当者を家族として含めることができる制度とすること」、「性別適合手術を受けたが、戸籍上の性別を変更できない、またはしない人々が術後にパートナーとともに公的支援を受けられること」等が求められており、引き続き行われた意見交換では、制度の施行だけではなく、社会全体の理解を促し、当事者と社会の摩擦を軽減することにより、QOLを高め、個人が安心して生活できるような環境となるように、行政からの支援を求めました。
富山大学附属病院には、性同一性障害の患者に外科的治療を行うジェンダーセンターがあり、行政の支援が医療の向上にも繋がるよう、実現に向けた取り組みが期待されます。