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芸術文化学部が関わる「高岡クラフト市場街」がふるさとイベント大賞・大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました!

富山大学芸術文化学部が関わる「高岡クラフト市場街(市場街)」が、第27回 ふるさとイベント大賞・大賞(内閣総理大臣賞)を受賞しました。
「高岡クラフト市場街」は2012年に高岡市と富山大学芸術文化学部の連携によってスタートした産学官連携活動です。2022年の開催で11年目を迎えており、富山大学芸術文化学部においては、2016年から学生らの関わりをプロジェクト授業として運営することで、授業単位として認定する仕組みとしています。2022年度のグッドデザイン賞にも選ばれています。

※これまでの活動内容はデジタルブック(https://book.ichibamachi.jp)からご覧頂けます。

ふるさとイベント大賞について

地域活性化センター主催。各地域のイベントの創造・発展による地域活性化を目的とし、1996年に創設。地域の活力を生み出すイベントの更なる発展を応援するもので、大賞(内閣総理大臣賞)のほか最優秀賞(総務大臣表彰)など各賞が選考委員会(選考委員長:北川フラム氏)で選出されます。

2022年度の実施内容

2022年9月23〜25日に高岡中心市街地にて開催。90を超える店舗やワークショップなどのイベント出展があり、コンテンツの数では過去最大の規模となりました。高岡の街を一望できる高岡市営中央駐車場の6Fを活用した「高岡クラフトマルシェ」や、山町ヴァレーの観光駐車場で開催した「山町ワークショップストリート」などの新企画を通し、工芸やクラフト初心者の方でもクラフトやアーティスト作品を身近に感じていただけるようなイベントを目指しました。2023年も同時期に開催予定です。

プロジェクト授業について

富山大学芸術文化学部では「教員が特定の社会的課題を挙げて、問題発見及び解決までの過程、手法をグループワーク等の他者との協働等を通じて実践的に学ぶ授業」を「プロジェクト授業」と定義しています。教育効果が高いと考えられる実践的学習の中でも通常の時間割に入れることの出来ない学習実態を単位化する試みであり、2016年度から「高岡クラフト市場街」への学生の関わりを「プロジェクト授業」としました。学生は高岡クラフト市場街実行委員会と連動しながら役割を定めて、活動します。来場者と関係者を繋ぐ「市場街コンシェルジュ」や印刷物の制作やデザイン、実行委員会が企画するイベントや番組制作のサポート、学生自らが考案するイベントや番組の制作など多岐に渡ります。

開講年次:2年次(1年次でも参画可能)

担当教員:有田 行男(芸術文化学系 准教授)

主催

高岡クラフト市場街実行委員会
(構成団体)高岡市/高岡商工会議所/高岡市デザイン・工芸センター/富山大学芸術文化学部/高岡伝統産業青年会

関連リンク

芸術文化学部ウェブサイト

ふるさとイベント大賞