地域連携推進機構

地域社会の自律的発展に貢献するため、社会人教育による市民生活の充実、地域課題解決への先導的役割等を果たすとともに、地域社会に対する窓口としての機能を果たすことを目的とします。
地域連携推進機構は、地域連携戦略室と生涯学習部門、地域づくり・文化支援部門、地域医療・保健支援部門の3つの部門で構成されています。社会人教育・地域興し・医療問題など地域との連携に係わる機能を一つの組織にまとめ、多面化・多様化する地域のニーズにスピーディ・フレキシブルに対応します。

事業紹介

富山“Re-Design”ラボ

この事業は、富山県の未来を担う企業と自身のキャリアをRe-Designし、地域企業の持続的な価値創造と外部中核人材による地域活性化を図る実践型リカレントプログラムです。 不確実な時代、地域産業、企業においても、これまでの成功や結果から導き出だすのではなく、未来を見据え自らを再定義し、最適解を導く“Re-Design”による変革が求められています。 この“Re-Design”の輪を地域へ広げるために、産学官金が連携し、大都市圏からの専門性やスキル、マネジメント能力を有する人材を富山大学の協力研究員として受入れ、未来に向け変革を進める企業とマッチングを行います。 協力研究員は半年間、地域に住みながら、富山大学のリソースを活用した特色あるリカレント教育の受講とマッチング先企業での経営課題解決の実践を行い、自身、企業、地域を深く見つめ研究を行います。 半年後の最終報告会において、自身と企業、地域の“Re-Design”シナリオと経営課題解決の取組み成果を発表します。

富山“Re-Design”ラボ

大学による地方創生人材教育プログラム構築事業(事業通称名:COC+R)

この事業は大学・地方公共団体・企業等の各種機関が協働し、地域が求める人材を養成するための指標と教育カリキュラムを構築し、指標に基づき、出口(就職先)が一体となった教育プログラムを実施いたします。最大5年間の事業期間に4つの事業が実施されます。富山大学は信州大学(事業責任大学)、金沢大学とともに『地域基幹産業を再定義・創新する人材創出プログラム「ENGINE」』を実施します。

大学による地方創生人材教育プログラム構築事業

地域基幹産業を再定義・創新する人材創出プログラム「ENGINE」

信州大学(事業責任大学)、富山大学、金沢大学の3大学で実施する「地域基幹産業を再定義・創新する人材創出プログラム「ENGINE」」のなか、富山大学が展開するENGINEプログラムは、既存の「地域課題解決型人材育成プログラム」と「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を融合・発展させ、出口(就職先)が一体となった教育プログラムを実施いたします。

最大の特徴は、3年次に地域企業での課題解決型インターンシップを体験することです。地域が求める人材のための素養を身に付け、地域企業で働く意義など、自身のキャリア形成に取り組んでいきます。

信州大学と金沢大学とのネットワークを活用し、特定の地域にとらわれない柔軟な思考力と奇抜な発想力を涵養します。

地域基幹産業を再定義・創新する人材創出プログラム「ENGINE」

部門紹介

地域連携戦略室

地域連携戦略の企画立案、地方公共団体や民間企業、各種団体と連携した地域振興への企画立案及びコーディネート等、本学の地域連携に関するシンクタンク機能を担います。

地域連携戦略室

生涯学習部門

富山大学の持つ様々な知識・技術を公開講座やオープンクラス(正規授業の公開)などを通じて開放し、地域社会の学習環境を豊かにします。あらゆる世代が自然にキャンパスを闊歩する、そんな富山大学の学風を目指します。
富山大学の知的資源を開放することを通して、地域社会における生涯学習の振興と充実に寄与します。

生涯学習部門

地域づくり・文化支援部門

地域資源を活かして社会を活性化し、豊かな生活の醸成へつなげるための支援を行います。産・学・官・金・メディアとの連携により、地域の人材育成のサポートや、伝統文化・アートなどの文化資源を活かした発信を推進します。

地域づくり・文化支援部門

地域医療・保健支援部門

地域との連携を推進し、地域医療や地域保健に関する人材育成、調査、研究、情報発信を通じて、地域の保健・医療・福祉の向上に貢献します。

地域医療・保健支援部門