附属病院

特定機能病院として、高度かつ先進的な医療を行っています。同時に教育・研究機関としての役割も担い、臨床医学の発展と医療人の育成に努めています。

特徴

  • 日本を代表する臨床医や臨床研究者を抱え、富山県の医療における最後の砦として、地域の医療施設との関連を深めながら、地域住民の保健・医療活動を担っています。
  • 西洋医学はもちろんのこと、日本で最初の和漢診療科を持ち、漢方医学での治療も行っています。その背景には、西洋医学と東洋医学の良いところを、最新の方法や技術で深く研究する体制ができあがっていることがあげられます。
  • 「くすりの富山県」としての伝統を受け継ぎ、生薬の薬効に関する研究も盛んで、現在、産・官・学でフォーラム富山「創薬」という研究会を年2回開催し、本病院も共同して薬の治験に力を入れています。
  • 本病院は、医学部、薬学部、和漢医薬学総合研究所と密接な関係を持ち、基礎研究を臨床の場で活かす研究も行っています。

構成と規模

臨床部門は48の診療科、中央診療施設(検査・輸血細胞治療部、手術部、放射線部等)、及び特殊診療施設、また、病棟部門は南病棟、北病棟(各2階~7階、計612床)から構成されています。両部門が一体となり、入院と外来両面から診療に当たっています。

附属病院の歩み

1979年10月に富山医科薬科大学附属病院として開設し、4,000人以上の優秀な医師、薬剤師、看護師、研究者などの人材を世に送り出してきました。1994年には、国が定める高度先進医療を提供する特定機能病院に指定され、2005年10月に、3大学統合により富山大学附属病院として生まれ変わりました。
当病院は、人間性豊かで、患者さんの心の分かる優れた臨床医の養成を行い、地域住民の要請に応え、またグローバルな視点に立った医療の進歩を実践する高度医療の場として発展を続けます。

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