富山大学工学部木下慧さんが第30回学生マグネシウム・デザインコンテストで最も評価の高い第2席を受賞

富山大学工学部機械知能システム工学科4年木下慧さんが、日本マグネシウム協会が主催する第30回マグネシウム・デザインコンテストの製作部門において、最も評価の高い2席に選ばれました。表彰式は、オンライン開催の第17回会員情報交流会にて令和3年3月25日(木)15時20分から行われます。

本コンテストは、日本マグネシウム協会がマグネシウムを学生に広める一環として30年前から実施しており、製作部門とデザイン部門があります。製作部門の応募数4件の中から、木下さんの応募したマグネシウム合金製ギターピックが選ばれ、本コンテストで最も優秀な第2席を収めました。実際に製作し、さらに自ら演奏して従来の樹脂材料との違いをきちんと評価し、マグネシウムの特長を活かしたことが審査委員から高く評価されました。

ギターピックは設計から製作まで一貫した創造ものづくりの実習の一環で行われました。軽量性、低ヤング率、高制振性に着眼し、これまでにない世界で初めてのマグネシウム合金製ギターピックで波形解析を行なうなどの独創性が高評価に繋がりました。