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間葉系幹細胞から脂肪細胞への分化の過程を追跡

富山大学学術研究部医学系内科学講座1の戸邉一之教授、桑野剛英医員らの研究グループは、富山大学学術研究部医学系分子神経科学講座、病態・病理学講座および京都大学との共同研究において、間葉系幹細胞のマーカー遺伝子を発現する細胞に遺伝子組み換え酵素を発現するマウスを作製し、間葉系幹細胞から脂肪細胞への分化の過程を追跡しました。本研究は間葉系幹細胞から脂肪細胞への分化メカニズムの解明や脂肪組織内での間葉系幹細胞の観察を可能にし、また、脂肪組織の間葉系幹細胞は臓器の再生を促進する治療として有力視されており、間葉系幹細胞研究の促進に寄与することが期待されます。

この研究成果は2021年3月25日に、国際学術誌「PLOS ONE」にオンライン公開されました。

プレスリリース [PDF, 256KB]