富山大学産学交流振興会presentsビジネスプランコンテスト最終審査発表を実施
令和4年12月7日(水)に富山大学産学交流振興会presentsビジネスプランコンテスト最終審査発表を、五福キャンパス総合教育研究棟(工学系)1F多目的ホールで実施しました。
富山大学では、今年度から始まる第4期中期計画に、本学の研究の強み・特色であり、地域の中核的産業分野でもある創薬・ヘルスケア、軽金属、カーボンニュートラルの領域を中心に、自治体、企業、大学との組織対組織の連携を推進し、研究成果を社会実装することを掲げており、学生・教職員による3件の本学発ベンチャー認定を目標としています。
本ビジネスプランコンテストは、本学発ベンチャーの増加及び学生・教職員の起業ムードの醸成を目的とし、富山大学産学交流振興会との共催でリニューアルして実施しました。
はじめに、富山大学産学交流振興会会長を務めるコーセル株式会社 谷川 正人 取締役会長は、開会の挨拶を行い、「現在の日本は、いかに国際競争力を高めるかという課題を抱えており、新規事業の創出が求められている。国際競争力を高めるワクワクするビジネスプランの実現に向けて、取り組んでいただきたい。」と述べました。次いで、本学の齋藤学長から、「ベンチャー創出は、時代のトレンドとなっている。最優秀賞者には、本学学術研究・産学連携本部が二人三脚で、起業をサポートするので、全力で臨んでいただきたい。」と挨拶がありました。
閉会では、本ビジネスプランコンテストで審査員を務めた株式会社三井住友銀行 関西成長戦略室 兼 成長事業開発部 宮川潤 部長から、「学生・教職員など、様々な立場の方々が、様々な課題に取組み、チャレンジする姿勢が重要である。今後、富山大学の中でアイディアが芽生え、育っていくと感じた。」と講評がありました。
【最優秀賞:1件】
学術研究部医学系・准教授 赤井 卓也
ビジネスプラン名
富山大学発安心・快適なチャイルドシート開発
【奨励賞:2件】
学術研究部医学系・講師 山本 誠士
ビジネスプラン名
指定難病の嚢胞性リンパ管腫に対する確実に効果が期待できる治療薬の開発
大学院理工学研究科 髙田 大夢
ビジネスプラン名
暮らしを豊かにするメタバース「PLANNERZ」