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タイ・タイ国立科学技術開発機構、タイ国立金属材料技術研究センター、LPN Metallurgical Research Center及びキングモンクット工科大学ノースバンコク校一行が富山大学を表敬訪問

2026年5月19日から20日
 タイ代表団
   タイ国立金属材料技術研究センター(以下MTEC)
    Assoc. Prof. Dr. Toemsak Srikhirin, Executive Director
    Dr. Ekkarut Viyanit, Deputy Executive Director
   タイ国立科学技術開発機構(以下、NSTDA)
    Dr. Sasawat Mahabunphachai, Senior Division Director
    Ms. Chiratchaya Promsiri, Business Development Officer, EECi,
   LPN Metallurgical Research Center Co., Ltd.
    Dr. Pavaret Preedawiphat, Director
    Mr. Keerati Sa-Ngoen, Engineering
   キングモンクット工科大学ノースバンコク校(以下KMUTNB)
    Prof. Dr. Peerawatt Nunthavarawong,
が本学への表敬訪問、学術交流協定の締結及び本学主催の特別記念講演に出席されました。

 5月19日(火)、富山大学高岡キャンパスにある先進アルミニウム国際研究センターを訪問し、本センターの取り組み、若手研究者によるアルミニウム溶解精錬システム及び400MT直間複動押出し加工プレス機などの研究設備について、実際の稼働の様子を交えた説明が行われました。参加者は最新鋭の機器に関心を示し、大変興味深く見学され、機器を前に意見交換が行われました。

先進アルミニウム国際研究センター見学の様子
– アルミニウム溶解精錬システム実演

先進アルミニウム国際研究センター見学の様子
– 400MT直間複動押出し加工プレス機での熱間押出し実演

 5月20日(水)、タイ代表団一行は、学長への表敬訪問及び学術交流協定への署名を行いました。記念品の交換及び記念撮影が行われ、終始和やかな雰囲気の中で協定式は締めくくられました。

学術交流協定の締結

記念撮影

 その後、富山大学主催による「タイと日本に関する特別記念講演 (4thISLMT2026)」を開催しました。本講演会は、「次世代の軽量材料の動向:工業部品、医療機器、および製薬分野への応用」をテーマに富山大学五福キャンパスにて実施し、タイ代表団一行が出席しました。

 はじめに、齋藤滋学長(富山大学)より開会の挨拶があり、続いてタイからの講演として、Prof. Toemsak Srikhirin より「将来の課題に対応したMTECの研究開発の方向性」と題した講演が行われ、Dr. Ekkarut Viyanitより、「タイのアルミニウム産業の現状と今後の見通し」と題した講演が行われました。
 本学からは小野英樹教授(先進アルミニウム国際研究センター長)及び石本卓也教授(先進チタン国際研究センター 副センター長)らより「先進アルミニウム国際研究センターおよび先進チタン国際研究センターの最新の研究」について講演が行われました。 
 その後のパネルディスカッションでは、堂田邦明学長特別補佐を座長に、「軽量材料技術の応用に関する将来技術の開発と連携」をテーマとして、タイと日本、タイの教育研究機関と本学の学術交流の加速、次世代をリードしていく両国及び参加機関との間で活発な意見交換が行われました。閉会にあたっては、酒井秀紀理事・副学長 が挨拶を行い、本講演会は盛況のうちに終了しました。
 今後も、持続可能な目標の達成に向け、最先端の研究を国際的に共同で推進することが期待されます。

■ISLMTについて
世界的な持続可能性の目標を達成するためには、世界中の学術機関や産業界にわたる強力な国際協力のもと、軽量材料に関する集中的な研究が不可欠です。現代の工学、特に自動車や高速鉄道分野において、これらの材料は、効率的なリサイクルを可能にし、CBAMのような厳しい基準を満たすためにカーボンフットプリントを削減することで、重要な進歩を牽引しています。構造工学の分野にとどまらず、革新的な軽量金属は、その卓越した生体適合性と強度により、医療分野にも革命をもたらしています。これらのユニークな特性は、次世代の医療用インプラント、外科用デバイス、および先進的な薬剤送達システムの開発において、極めて重要な役割を果たしています。この人命を救う可能性を実現するには、継続的な国境を越えた協力が不可欠です。こうした進歩を加速させるため、「軽量材料技術国際シンポジウム(ISLMT)」が設立されました。

集合写真

Prof. Toemsak Srikhirinによる講演の様子