出産直後のカンガルーケアは、産後1年における母親の 子どもへの情緒的絆と関連する(エコチル調査より)
概要
富山大学 学術研究部医学系 母性看護学講座の齊藤佳余子助教らの研究グループは、 「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータを用いて、81,634組の母子を対象に、出産直後に母子が触れ合うカンガルーケアと産後1年での母親の子どもに対する情緒的絆(ボンディング)の関連を調査しました。その結果、出産直後に子どもと触れ合う経験をした母親は、触れ合う機会のなかった母親と比較して、産後1年でのボンディングが良好である母親が多いことが明らかとなりました。出産直後に衣服を着用して抱っこした場合でも、その関連性は維持されていました。

この研究成果は、英国の周産期学術系専門誌「BMC Pregnancy and Childbirth」に2026年3月9日に掲載されました。
本研究は環境省の子どもの健康と環境に関する全国調査に係る予算を使用し行いました。
論文に示した見解は著者自らのものであり、環境省の見解ではありません。
研究内容の詳細
出産直後のカンガルーケアは、産後1年における母親の 子どもへの情緒的絆と関連する(エコチル調査より)[PDF, 576KB]
論文情報
論文名
Kangaroo mother care and maternal bonding 1 year after childbirth: a nationwide birth cohort—the Japan Environment and Children’s Cohort Study
著者
齊藤佳余子・稲野仁美・土田暁子・笠松春花・笹野京子・島田佳奈子・松村健太・浜崎景・稲寺秀邦・長谷川ともみ・JECSグループ
掲載誌
BMC Pregnancy and Childbirth(2026年3月9日掲載)
DOI
https://doi.org/10.1186/s12884-026-08729-7
お問い合わせ
富山大学 学術研究部医学系 母性看護学講座
助教 齊藤 佳余子
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