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内閣府 令和4年度「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」に採択

本学は、内閣府 令和4年度「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」に採択されました。

この事業は、令和4年2月の総合科学技術・イノベーション会議において策定された「地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ」の一環として構想された事業であり、社会実装を担う官庁や自治体からの自主財源事業からの資金獲得実績等に応じたインセンティブとなる資金を大学に配分することで、大学の地域ニーズに即した社会貢献活動を推進するとともに、地域行政や産業界からの投資誘発により大学の財源多様化を進め、経営基盤の強化を促すものです。令和4年度には、49大学が応募し、この度、本学を含む11大学が採択されました。

本学は、これまで内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」である「くすりのシリコンバレーTOYAMA」創造計画や、経済産業省「産学連携推進事業費補助金(地域の中核大学の産学融合拠点の整備)「富山型資源循環モデル創出を目指した産学官金連携アルミリサイクル拠点の整備」など、「創薬」、「アルミニウム」といった地域の中核産業の課題解決に資する事業に積極的に取り組んでおります。

この他、ともに本学の第4期中期計画に重点研究として位置づけている「和漢薬や未病などのヘルスケア」、「カーボンニュートラル」、「データサイエンス」についても、地域とともに精力的に取り組んでおり、このような活動が今回の採択に繋がりました。

本事業の支援件数と支援規模は、全国で10校程度、1大学当たり1億円程度。今回の採択で、本学は1億5000万円の予算が措置されることになり、配分額において第4位の額となりました。

地域産業創生の観点から、今後も「創薬・ヘルスケア」、「アルミリサイクル」など、本学の特色・強みを活かし地域とともに産学官連携プロジェクトを推進していきます。

記者会見にて説明を行う齋藤学長(写真右)