工学部 - 学科紹介

※ 平成30年度より1学科5コース制へ再編されました。

工学科

電気電子工学コース

本コースは、電気システム工学、通信制御工学、電子物性デバイス工学の3講座から構成され、電気・電子について総合的に学べるように電気エネルギーの発生と制御、電気機器や通信・制御機器、それらの機器を支える半導体、誘電体、液晶などの材料・デバイスの開発、通信・放送技術、高齢社会のための支援技術や介護ロボット、バイオエレクトロニクス、コンピュータシミュレーションなどに関する教育・研究体制を備えています。問題発見・解決能力を持ち、高度技術社会をリードすることができる電気系技術者・研究者の養成に力を注いでいます。

知能情報工学コース

日進月歩で技術革新が進む情報工学の中で、変化に対して柔軟に対応できる基礎力と応用力を育む教育を実践しています。ソフトウェアはもちろん、それらが搭載されるハードウェアへの理解も深めています。さらにシステム工学、メディア情報通信、シミュレーション工学、視覚・感性情報処理、医用情報計測学、神経情報工学、情報通信ネットワーク、人工知能、量子情報など、情報工学の主要分野である計9つの研究室を配し、情報を産業や医療に結びつける研究を推進しています。10年先、20年先にこの分野で主役になるような技術者・研究者を育てる事を目指しています。

機械工学コース

機械全般に関する幅広い知識を持つとともに、ものづくりの発展に貢献できる人材の育成を目標に、特長ある教育を行っています。(1)設計生産に関わる機械や構造物、その素材や加工技術の研究、(2)エネルギー問題や環境問題の課題解決にもつながる熱・流体現象の解明とその有効利用に関する研究、(3)ロボット、超音波や光などを使った計測やシミュレーションなど制御や情報処理と機械の融合を目指す研究の3分野において、先進的な研究を推進しています。

生命工学コース

「バイオ」と「工学」。どちらにも興味があるなら「生命工学」がお勧めです。生命科学と工学が融合して生まれた生命工学は、21世紀において最も飛躍的な発展を遂げている分野の一つです。今、生命工学者は生命体の巧みさに学ぶことで、ヒトの健康や環境にまつわる諸問題を解決するための画期的な新技術の開発を推し進めています。生命工学コースでは、生命科学と工学を結びつけた領域横断的な教育・研究を通して、社会に貢献する技術者を育てることを目指しています。

応用化学コース

「化学」は、現代の科学技術の根幹をなす学問分野であり、ものづくりに関わる全ての領域で重要な役割を担っています。応用化学コースは、最先端の「化学」の力を利用して、環境問題や資源エネルギー問題、医薬品や新素材の創出、各種分析法の開発など様々な課題に立ち向かうための教育と研究に取り組んでいます。そして、これからの世界の科学技術を牽引することができる、豊富な知識と高い技術を持った人材を育成することが最大の使命と考えています。応用化学コースで私たちと一緒に学び、化学の世界に羽ばたいてみませんか。

材料機能工学科(平成29年度以前入学者)

材料機能工学科の特徴は、北陸三県では唯一の材料系学科として金属材料工学の専門性に配慮した教育が工学部設立以来、連綿と受け継がれて、多くの卒業生が中部北陸地域で活躍していることです。新しい機能を持った材料の開発は科学技術および社会文明の発展に大きく寄与します。
社会の要求に対応した新素材の開発と自然環境に配慮した生産プロセスの開発のためには、原子・分子サイズの現象を理解し、工業的に機能材料を創製する能力が要求されています。本学科のカリキュラムは、このような社会の要求と国際水準を満たしており、日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けています。