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共同研究の深化により三井アウトレットパーク北陸小矢部にアート&デザインコミュニティスペースをオープン

富山大学は、三井アウトレットパーク北陸小矢部内(以下、「MOP北陸小矢部」)に、デザインワークショップやギャラリーを展開するアート&デザインコミュニティスペース「Meets GEIBUN」をオープンしました。

富山大学と三井不動産は、令和元年度に組織的連携協力協定を締結し、MOP北陸小矢部を活用した地域の発展及び活性化を目的とした共同研究・調査を行ってきました。今年度、これまでの取組を深化させ「アート&デザインによる魅力の場創りと文化創造活性化の研究」と題した共同研究を実施するにあたり、同スペースを活用することとなりました。この企画の推進にあたっては、芸術文化学系の内田和美教授、渡邉雅志准教授がコーディネート及び監修を担当しました。

8月3日には開所式が行われ、長柄毅一芸術文化学部長、熊谷尚人MOP北陸小矢部所長が挨拶しました。また、来賓の桜井森夫小矢部市長は「市民や市内企業を巻き込み、感性を磨ける場になってほしい」と挨拶されました。

次いで、同スペースにおいて芸術文化学部デザインコースの公開授業が行われ、一般の市民の方も学生に交じり聴講されました。

今後も商業施設内パブリックスペースとして活用し、学生・教員の美術、工芸、建築、キュレーションといった領域ごとの作品展示、デザインワークショップの開催など、年間を通じて様々な活動を展開する予定です。

オープンしたアート&デザインコミュニティスペース「Meets GEIBUN」

左:来賓の桜井森夫小矢部市長、中央:長柄毅一芸術文化学部長、右:熊谷尚人MOP北陸小矢部所長

公開授業で発表する芸術文化学部学生

公開授業を聴講する市民や学生