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妊娠がわかったときの気持ちと子どもの発達との関連:
ネガティブな気持ちとの関連をソーシャルサポートが軽減!?
子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)より

概要

 東京科学大学リベラルアーツ研究教育院の永岑光恵教授(富山大学医学部公衆衛生学講座 協力研究員)、青森県立保健大学健康科学部 松村健太教授(富山大学医学部公衆衛生学講座 協力研究員)および富山大学医学部公衆衛生学講座 稲寺秀邦 名誉教授(富山大学エコチル調査富山ユニットセンター 研究員)のグループは、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」に参加する73,518組の母児について、妊娠がわかったときのネガティブな気持ちが子どもの3歳時点での発達に関連するかを検討し、さらに、その関連に対するソーシャルサポートの媒介効果を調べました。その結果、妊娠時に「とてもうれしかった」以外の気持ちは、3歳時の子どもの発達の遅れ疑いが多くなることと関連し、「特に何とも思わなかった」場合に最も強い関連が認められました。また、その関連はソーシャルサポートが媒介しており、周囲からの支えがその関連をやわらげる方向に働くことが示唆されました。

研究内容の詳細

妊娠がわかったときの気持ちと子どもの発達との関連:
ネガティブな気持ちとの関連をソーシャルサポートが軽減!?
子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)より[PDF, 1MB]

論文情報

論文名

The mediating effect of social support on the relationship between negative feelings about pregnancy and child developmental delays: A nationwide birth cohort – the Japan Environment and Children’s Study

著者

永岑光恵1,3・松村健太2,3,4・酒井淳子2,3・𡈽田暁子2,3・稲寺秀邦2,3・JECSグループ5
1 東京科学大学 リベラルアーツ研究教育院
2 富山大学 エコチル調査富山ユニットセンター
3 富山大学 医学部 公衆衛生学講座
4 青森県立保健大学 健康科学部 健康科学総合教育部門 疫学・精神栄養研究室
5 JECSグループ:エコチル調査運営委員長(研究代表者)、コアセンター長、メディカル サポートセンター代表、各ユニットセンターから構成

掲載誌

Journal of Health Psychology(2026年6月28日オンライン先行掲載)

DOI

https://doi.org/10.1177/13591053261460707

お問い合わせ

富山大学学術研究部医学系 公衆衛生学講座
名誉教授 稲寺 秀邦