9.産業と技術革新の基盤をつくろう

取組事例

1.教育研究スペースの共用化

概要

平成24年6月に、大学施設は大学全体の共有財産との認識のもと、全学的視点に立った施設運営と時代の変化に即応した教育・研究活動を円滑に進めることを目的に、施設の有効活用に関する規則を策定した。規則に基づき、弾力的・流動的な施設利用を促進することを目的に、保有教育研究スペースの約23.3%を共用化した。

担当

施設企画部

2.ノルウェーとのアルミニウム合金の分野における教育・研究共同プロジェクト

概要

プロジェクトでは、富山大学都市デザイン学部が日本側代表となり、ノルウェー科学技術大学、東京工業大学、九州大学、SINTEH、Hydro Aluminium、日本アルミニウム協会、富山県アルミ産業協会が参加している。アルミニウム合金の教育・研究を通して、エネルギー効率の向上、イノベーションに取り組むものである。

担当

都市デザイン学部

3.公共調達における知的生産者の選定に関わるガイドライン整備

概要

質の高いインフラ整備を達成するため、公共事業の設計業務の調達に「設計競技方式」を導入するためのさまざまな取り組みを行っている。平成30年には、土木学会より『設計競技ガイドライン・同解説+資料集』を出版し、全国9都市でセミナーを開催するなど、積極的に普及活動を行っている。

担当

都市デザイン学部 都市・交通デザイン学科
教授 久保田 善明

4.応力腐食割れによる高強度アルミニウム合金の強度劣化調査

概要

令和元年度からインフラ部品、自動車部品とし使用される高強度アルミニウムネジの過酷環境下での強度劣化を定量化し、30%の信頼性の減少が判明した。

担当

都市デザイン学部 材料デザイン工学科
教授 砂田 聡

5.ミャンマー伝統薬の製造、品質の改善

概要

ミャンマーでは現在においても、古来の伝統薬(処方薬)が医薬品として広く使われているが、その品質確保の指針が未だ確立されていない。そこで、ミャンマー伝統薬の品質保証のため、製造管理及び品質管理技術の改善並びにそれを行うための人材育成を支援している。一方、富山県内企業のミャンマー進出を図る機会を提供し、産業創出にも繋げている。

JICA 草の根技術協力事業
「ミャンマーにおける伝統医薬品の製造管理及び品質管理の改善を通じた保健衛生向上事業」

担当

和漢医薬学総合研究所

6.農地に被害をもたらす哺乳類、特にモグラ類の防除手法の研究および富山県産イノシシ個体群に対する基礎的研究

概要

関係企業の協力の元に、水田や畑などの農地にトンネルを掘り、物理的な被害などをもたらすモグラの対策として、においによる忌避物質や振動による非致死的防除手法の研究を行っている。
富山県産イノシシの頭骨を収集し、食性や齢構成の調査などを通じて繁殖や越冬生態などのイノシシ個体群の管理に関する知見を得ている。

担当

理学部
教授 横畑 泰志

7.木造の新しい継手に関する研究

概要

木造架構において新たな金物による剛性を持つ接合部を作り出すことにより、現在大部分の木造住宅に用いられている構造用合板を使用することなしに、建物の耐震性能を確保できるようにする。これにより、かつて用いられてきた野地板の使用を復活させ、木材の有効的な活用を促進する。これにより中小規模の新たな市場を開拓すると共に、林業の効率化などを図り産業の持続可能性を促進する。

担当

芸術文化学部
教授 大氏 正嗣

8.新しい医療機器の開発や臨床研究の実施

概要

救急医療・災害医療現場で活用できる医療機器の開発を進めている。
臨床研究を行い、データの収集と現場での活用につなげている。

担当

医学部 危機管理医学・医療安全学講座
教授 奥寺 敬

9.どんぶりdeプラネタリウム

概要

発泡スチロール製の2つのドンブリを併せた内部は、中に光源を入れなくても外部からの環境光によってドンブリ内の絵が撮影できるイノベーションを創出した。この技術により、発泡スチロールのドンブリの中に描いた絵を魚眼レンズで撮影しプラネタリムに投影することもできた。富山市科学博物館のプラネタリウムで子供向けワークショップを行い、すべての人々が簡単にプラネタリウムの絵を作れることを実証した。

担当

芸術文化学部
准教授 辻合 秀一