11.住み続けられるまちづくりを

取組事例

1.公開講座「富山の自然災害リスクとそれに備えたまちづくり」

概要

「災害に対する強さ」は,持続可能性のために不可欠な条件である。この講座では、富山にどのような自然災害の可能性があるのか?それに備えてどのようなまちづくりを行えばよいのか?どのような材料を活用すべきなのか?地球システム科学科、都市・交通デザイン学科、材料デザイン工学科の教員がリレー形式で講義する。

担当

都市デザイン学部

2.地域循環共生圏づくりに向けたプラットフォームの構築

概要

都市デザイン学部では、令和2年度から開講する「全学横断PBL」、「地域デザインPBL」において、「持続可能な地域」を目指した課題解決に企業や自治体、NPO等と連携して取り組む。現在、その準備として、産学官民が連携するプラットフォームの構築を環境省事業として進めている。

担当

都市デザイン学部

3.断層中軸部の化学組成を用いた多変量解析による活動性の識別

概要

平成30年度から、既存の断層中軸部の化学組成データの収集と追加分析、及びそれらを用いた多変量解析による判別試験を行っている。現時点(令和元年9月)では、将来地震を起こしうる活断層と非活断層が識別可能であることが判明している。

担当

都市デザイン学部
地球システム科学科
准教授 立石 良

4.富山市SDGs未来都市戦略会議

概要

平成30年、富山市は内閣府の「SDGs未来都市」として全国29都市の1つに選定され、「自治体SDGsモデル都市」として全国10都市の1つにも選定された。富山市は、市のSDGs戦略の策定・推進に向け「SDGs未来都市戦略会議」を設立し、本学より数名の教員が委員として参画している。

担当

都市デザイン学部
都市・交通デザイン学科
教授 久保田 善明

5.公開講座「これからの持続可能な都市のデザイン(その1~その3)」

概要

一般向けの講座として、都市デザイン学部 都市・交通デザイン学科の教員陣による公開講座「これからの持続可能な都市のデザイン」を開講している。講座は3講座あり、「デザイン・環境・情報」(その1)、「都市・交通・コミュニティ」(その2)、「インフラ・防災」(その3)と、これからの持続可能な都市を考えるうえで重要なテーマを取り上げ、分かりやすく解説している。

担当

都市デザイン学部
都市・交通デザイン学科

6.公開講座「都市・交通デザイン概論」

概要

一般向けの講座として、都市デザイン学部 都市・交通デザイン学科の教員陣による公開講座「都市・交通デザイン学概論」を開講している。別途開講している「これからの持続可能な都市のデザイン(その1~3)に比べて、より実践的な内容を扱っている。

担当

都市デザイン学部
都市・交通デザイン学科

7.橋梁材料としてのアルミニウム合金のLCC及び環境負荷影響の検討

概要

アルミニウムは、軽量性や耐食性に優れ、資源も豊富であることから、インフラ材料としての高いポテンシャルを有している。そこで代表的インフラ構造物として橋梁を対象とし、アルミニウム合金の適用可能性をLCCや環境影響の観点より検討したところ、特に環境面での競争力を高めるには、インフラ材料として耐えうるリサイクル材の開発が求められることを明らかにした。

担当

都市デザイン学部
都市・交通デザイン学科
教授 久保田 善明

8.金属鉱物資源、主に熱水性多金属鉱床の形成過程の研究

概要

浅熱水性鉱床を対象とした研究を継続しており、令和元年度は、メキシコ・ロスガドスの鉱石、日本の浅熱水性金鉱床の分析、形成環境の解析を行った。

担当

都市デザイン学部
地球システム科学科
教授 小室 光世

9.地域課題解決プロジェクト
(子育て共助のまちづくりモデル事業、南砺市型小規模多機能自治市民会)

概要

国や自治体が地方創生に取り組む中、市町村が抱える子育て世代の転入促進、出生率向上、自治機能の向上・定着等の政策課題に対し、各市村と連携して解決策を発案・実践するプロジェクトを、富山県舟橋村の「子育て共助のまちづくりモデル事業」、富山県南砺市の「南砺市型小規模多機能自治の構築」で取り組んでいる。

担当

地域連携推進機構
地域連携戦略室

10.砺波市散村地域の屋敷林に関する調査

概要

散村の重要なグリーンインフラである屋敷林の実態調査と、保全のためのバイオマス資源としての利用可能性調査を実施している。本事業は大学コンソーシアム富山地域課題解決事業による砺波市からの助成を2018、2019年度と受けており、学生とともにフィールドワークを行いながら調査・報告をしている。陸上資源の保全および生物多様性の損失の阻止、および持続可能な社会の促進が期待できる。

担当

地域連携推進機構
地域づくり・文化支援部門

11.中心市街地での学生のまちづくり活動の支援
(富山まちなか研究室MAG.netへの支援)

概要

2011年に(株)まちづくりとやま(現市民プラザまちづくり事業部)により設置された富山まちなか研究室MAG.netの学生活動を大学の研究と教育の観点から支援し、学生による賑わい創出活動(MAG.fesなど)やまちなか学生研究発表大会が行われた。その結果、中心市街地に若者による地域活動という新たな価値が加わった。

担当

地域連携推進機構
地域づくり・文化支援部門

12.自然環境に応答した「まちづくり」の提案

概要

自身の研究室では、1970年代から現在まで、富山県内の各扇状地の地下水調査を実施してきた。さらに、魚津市や砺波市をはじめとする県内各自治体とも連携して富山県内の水循環の研究を行い、その結果から地盤沈下の影響診断や水保全など、自然環境に応答した「まちづくり」の施策を提案した。さらに今後は、2019年度のSDGs未来都市に選定された富山県にとって有益な情報を発信する予定である。

担当

理学部
教授 張 勁

13.中山間地域の高齢者の買い物実態の調査・研究

概要

平成30年度から、立山町の中山間地域における高齢者の買い物実態について調査研究を行っている。その結果、買い物に関する交通手段を持たない高齢者の買い物の機会が商業環境の変化により著しく減少していることがわかった。

大学コンソーシアム富山 地域課題解決事業 平成30年度 立山町「持続可能な買い物支援対策」

担当

人文学部
教授 大西 宏治

14.景観資源の保全と地域振興

概要

令和元年度から、砺波市立砺波散村地域研究所の協力を得て、富山県砺波市における散村景観の保全状況とその地域振興への寄与に関する調査を開始した。散村(散居村)という地域固有景観の保全と散村小都市群地域活性化のための景観資源の活用がどのように関係づけられているかを本年度の調査では、究明する。

担当

人間発達科学部
教授 山根 拓

15.防災リテラシー向上をめざす
小学校理科授業構築のための現職教員支援とその国際展開

概要

平成29年度から研究に着手し、教員研修を主目的とした防災関連の出前授業等を国内外で実施し、その成果を国内外の学会で発表している。

担当

人間発達科学部
准教授 土井 徹

16.教育研究協議会における授業発表
3年4組 よりよい社会を目指して~SDGs(持続可能な開発目標)~
―「コンパクトシティとやま」の実現は可能か―

概要

SDGsへの取り組みとして富山市が進めている「コンパクトシティとやま」が目指していることを理解した上で、「コンパクトシティ」に住むかどうかを考えることを通して、持続可能な社会の一員としての考え方の基礎を身につける。

担当

人間発達科学部附属中学校
教諭 坂田 元丈

17.「世界文化遺産学」の開講

概要

当該講義を通して、世界の文化遺産の保護・保全の努力について学生の理解を深めるとともに、遺産の持続可能な利活用について考える機会を提供している。

担当

芸術文化学部
准教授 奥 敬一

18.富山大学歩行圏コミュニティ研究会

概要

富山大学(教養教育院、芸術文化、工学、地域看護)の教職員が中心になり、自治体、企業、地区住民との協働により、人口高齢化が進む地域における課題を明らかにし、課題解決のための実践を行うプロジェクトである。2011年から富山市中心市街地を舞台に活動を開始し、歩行支援機器の開発、住民主体の健康づくりモデルの提案等を行いながら、現在も歩行圏コミュニティの実現を目指して継続進行している。

担当

医学部
准教授 中林 美奈子
教養教育院
教授 鳥海 清司
芸術文化学部
教授 河原 雅典
工学部
技術専門職員 木下 功士

19.改良土目地による組積造補強に関する研究

概要

2016年度より、ネパールのトリブバン大学と共同でネパールにおける組積造住宅の強化に関する研究を行っている。特に目地の開発については、地元で取れる安価な素材を用いて強度及び耐久性に優れたものを作り出している。本研究についてユネスコから歴史的遺産建築の補修に利用できないかと打診を受けており、世界的な組積造歴史文化遺産の改修に大きな役割を果たす。

担当

芸術文化学部
教授 大氏 正嗣